【グアテマラでのホームステイ記】良かったことと、良くはなかったこと

hola hola !

cómo estás? (コモ エスタス?:元気ですか?)
estoy muy bien! (エストイ ムイ ビエン!:むっちゃ元気!)
yo tambien! (ヨ タンビエン!:わたしもやで!)


soy Yu Fukui. (ソイ ユウフクイ:フクイユウです。)

※現在絶賛習得中のスペイン語にて失礼しました。



わたしは今、グアテマラのシェラという街にいます。

数日前から、現地の家庭にホームステイさせてもらいつつ、学校に通ってマンツーマンでスペイン語を学んでます!


学校は、タカハウスっていう、ホステル兼スペイン語学校に通ってて、ここは日本人オーナーのタカさんがやってるんですが、このタカハウスについては他にも書いてる人が沢山いると思うので、気になる人は検索してみてね!

↓わたしも前回のブログで書いたような書いてないような…!
yuf112.hatenablog.com

※確認したらほぼ書いてなかったですすみません。




にしても、まさか中米でホームステイをすることになるとは思わなかったな。

しかも、南米の旅は終わってて、グアテマラが中米最後の国というこのタイミングで!


元々、なぜスペイン語を勉強したかったかというと、愛しの(?)コロンビア人、エディソンと意思疎通したかったからだったのですが、まあそれは置いといて。

↓気になる方はこちらから。ちなみにこのレティシア編めっちゃ続きます。
【コロンビア・レティシア3日目】イキトスの50倍楽しかったアマゾンツアー。withイケメンガイド - パラレルワールドトリッパー




そんなこんなで(?)、


グアテマラ人のリアルな生活にも興味があって、美味しい家庭料理とか食べたくて、どうせスペイン語やるならガッツリどっぷり浸かってやろう!ということで、語学学校と同時にホームステイ、始めました。


グアテマラ初日は夕方に着いて、タカハウスに宿泊。

2日目は、ホームステイ候補のご家庭2軒の見学に。

両方とも良さそうでしたが、前のブログでも書いた通り、
1. 見学時にキッチンにあった料理が美味しそうだった
2. 息子のアントニオ15歳が良いやつそうだった
3. 既にカナダ人がホームステイしていた(=下手すれば英語も学べる)

などの理由で、カタリナさんのお宅に住まわせて頂くことに。

(実際は、カナダ人のクリフの他にももう一人、アメリカ人のブリットニーもここにホームステイ中だった。)



翌日の夜から、カタリナさん宅へ。



部屋はこんな感じ。

(何故かベッドが2つ。)



息子のアントニオがね、ちょっと老けててとても15歳には見えないけど、とにかく良い奴。

スペイン語がほぼ分からないわたしにも沢山話しかけてくれるし、英語もすこーしだけ分かるし、基本何言ってるか分からないけど面白いこと(であろうこと)を言う、気さくな奴。


屋根の上にいるネコに餌をあげるアントニオ。

この写真だけでもアントニオの良い奴感が少しは伝わるはず。

写ってないけど、アントニオの下敷きになってたゴミ箱、今にも壊れそうやったからね。

自身を危険に晒してまでネコに餌あげてるからね、彼は。



そしてホームステイ2日目(グアテマラ4日目)、
夕方に家に戻ると、アントニオがわたしを呼び止めた。

そして、これを見せてくれた。

スペイン語と英語で、単語が書いてあるカード。

熱いと冷たいのような、対になってる基本的な単語ばっかりが集まったカードだった。

これらをひとつひとつ教えてくれて、
ここにいる間使っていいよ、と貸してくれた。

15歳とか思春期真っ只中で反抗したくなる年頃のはずやのに、ほんまに良い奴。
お母さんのカタリナの手伝いもめっちゃしてるからね。

わたしの息子も将来こんな風に育ってくれますように…

まだ結婚相手すらいないけど。




そして、その日の夜ごはんのときに、同じくホームステイ中のアメリカ人、ブリットニーが突然、小さな紙を渡してきた。

見ると、そこには日本語が書かれていた。

手紙だった。


要約すると、

ブリットニーは金曜に出発してしまう、あまり一緒に過ごす時間がないのを残念に思ってくれている、何か手伝えることがあれば言ってほしい、スペイン語の勉強頑張って!、沢山話をしたかった、、、、、


泣泣泣


短い文章だったけど、ブリットニーの温かさがすごく伝わって、感動!!!


これを書いてくれたのは、ブリットニーと同じ学校に通っているという日本人のマミさんで、ブリットニーが、わたしとあまり話ができなくて残念と言っていたらしく、彼女のメッセージを通訳してくれたとのこと…!


ブリットニィィィーーーイ……!

スペイン語で話しかけられてもほぼ分からない、こんなわたしを気にかけてくれてありがとう!!!



そしてマミさん、ブリットニーの言葉を通訳してくれてありがとうございました!



ブリットニーは金曜でこの家を出るのか。

それまでに少しはスペイン語話せるようになろう。



ホームステイしてみて良かったことは、スペイン語環境に身をおけることだけじゃなくて、こういう、人の温かさにも触れられることだ。

みんな、初対面のわたしに家族みたいに接してくれる。

カタリナはわたしのことを初日から、hija(イハ:娘)って呼んでるからね。


カンクンの宿でスペイン語を少し勉強してて、この単語を知ってたから気付けて良かったー。


((ちなみに、YouTube"Culture Alley"っていうbacic spanishのチャンネルで勉強してました。

分かりやすくてめっちゃオススメです!

動画の内容が授業とかなり被ってるので、先に観ておいたおかげで先生の言うことがスッと頭に入ってきます。

内容被ってるなら授業はいらないんじゃないかって意見もあるかもしれないけど、やっぱりマンツーマンで先生と話すと全然ちがいますね。

リアルな会話を学ぶことができるし、分からなかったらすぐに質問できるしね。

これはホームステイにも当てはまるけど、ホストファミリーは先生たちほど教え慣れてないからね。))




いやー、でも、ホームステイしてみて良かったな〜


少し自己主張強め?のカタリナも、
とにかく良い奴なアントニオも、
小人みたいな顔してるカナダ人のクリフも、
無愛想に見えて実はめっちゃ温かいブリットニーも、

みんな大好きやー!!!!



もちろん、タカハウスで出会った人や先生たちもね!




さて、ホームステイをしてみて予想外だったこともひとつだけ。

いや最近、カンクンのロサス7とか、サンクリのカサカサとかで、良いご飯を食べすぎたのかもしれない。

それでお家ご飯に期待しすぎてたのかもしれない。



ステイ先のご飯がね、想像以上にしょぼい。


初日の夜ごはんは、こちら。


戦時中かな???


味はともかく、なんせ量が少なくて泣きそうでした。


こんな感じで、お昼と夜は基本、豆と卵。あとパン。

日によって、これにトルティーヤがついたり、卵が焼いたバナナになったり。

これが繰り返される日々。


足りない分は、パン食べまくって補う。
(豆とかのおかわりはできるし、してるけどね。)



ある日のお昼ごはん



豆も卵もパンも、全部美味しい。
普通に美味しいんやけどさ、なんか物足りないというか、期待ハズレ感…

野菜は滅多に出ないし…


贅沢言ってすみません!



朝ごはんは、こんな感じ。

オートミールwithバナナ。そしてパン。

(常にパンで腹を満たす)




いやー、本当に、

勝手に期待しててすみませんでした!


でもでも、わたしがめっちゃ好きだった料理もありました!

その名もタマレス。

メキシコで食べた、トウモロコシの粉でできたタマレスとは違って、こっちのはジャガイモ潰したやつでできてて、これがめっちゃくっちゃ美味しい。


でっかい葉っぱで、しっかり味付けしたマッシュポテトと鶏肉を包む。

そして茹でる。

大量に作ってたから手伝わせてもらったけど、楽しかったな〜


結構味濃くて、ここにブロッコリーとかパスタ混ぜて食べた。


ほんま美味しすぎて次の日も、
タマレスまだある?って自ら催促して食べてた。



家庭によって、どんな料理が出てくるかとか、味付けとか違うと思うけど、もしグアテマラでホームステイするなら、タマレス食べたい!って言ってみることを全力でオススメします。



こんな楽しいシェラでの生活も、あと少し。

滞在を1週間にするか2週間にするか迷ってたけど、やっぱり1週間で出ることにしました。


なんせお金と時間がない…


スペイン語は、超必須フレーズだけ覚えて乗り切ってた頃を考えると、そこそこ話せるようになったと思う!

これからグアテマラを少し周るので、時間が余ったらもっと勉強したいなー。



あー、レティシア(コロンビア)にいたときに毎回Google翻訳で会話してたレストランの親子に早く会って成長した姿を見せたい!!!


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ではまた!

chao chao !

わたしがグアテマラに来た理由と【シェラのおすすめカフェ】

hola hola ~ !

フクイユウです。

昨日グアテマラに入国し、これで21か国目となりました〜!


そして、この投稿は!なんと!
記念すべき!第100記事目になるらしい!

濃い経験した日に限って何も書かず、何にもなかった日に限って真面目に書いたこのブログも、遂に100回目の投稿になるのかー。



そんなことより今の話をすると、
昨日から、グアテマラのケツァルテナンゴ(通称シェラ)という街のタカハウスという日本人宿に来ております。


メキシコのサンクリからは、カサカサから出ているシャトルバス(350ペソ)で10時間程かけて来ました。

共にアメリカを横断したりょんりょんと会うのはこれで5回目!
ルートが一緒すぎてまた会うのが容易く想像できるため、最近はお別れも淡白な気がします(笑)



突然ですがここで、

わたしがグアテマラに来た理由ランキングを発表します!



第1位!

カフェ!


ということで、今日は朝から近くのパン屋さん兼カフェみたいなお店に行ってきました。
(実は昨日も行った。)

Xelapan

色々と種類があって迷ったけど、
クリームパンとスコーンと、カフェラテを注文。


このクリームパンがね、もうめっちゃ美味しくて感動。
濃厚なカスタードクリームが、多すぎるくらいたっぷり入ってるんだ!!

これ一個で満足してしまったので、スコーンはひと口だけかじって持って帰りました。


ちなみにここはパン屋さんなのに席数まあまああって、WiFiもありました。今回は使わなかったけど。


また来よう!


そしてこのパン屋さんを出たら、目の前にあったセビーチェの屋台。

セビーチェめっちゃ好きやけど、生魚の料理なので屋台はなー……と思い一旦スルーしたものの、この街は涼しいし、おじさんの笑顔がステキすぎて、(スコーン残したくせに)また戻って注文!


終始笑顔で作ってくれるおじさん。


最高の笑顔!!歯並びもよい!!


こんな感じで20ケツァール(約300円)。

めっちゃ美味しかった〜〜


もしあたったら、初日から授業休んでやるぜ!



そして突然ですが、

わたしがグアテマラに来た理由ランキング、第2位の発表に戻ります!


第2位!

スペイン語を学びたかったから!



ということで、
午後から学校の説明を受けて、ホームステイ先候補のお宅を2軒訪問してきました。


1軒目は、りょんりょんがホームステイしてる家のお隣さん。

アントニアタさん宅。

家に着くとかわいい男の子を紹介してくれました。


アントニアタさんの息子の名前は…

アントニー君!

名前似てるなぁ!!!
覚えやすくていいけど!


アントニアタさんもアントニー君も感じ良かったけど、部屋は少し狭かったかな?



2軒目のお宅。

タカハウスまでお迎えに来てくれたのは、15歳の…

アントニオ君!!


あれ?
わたしのホームステイ先候補は、アントニ縛りなのかな???


彼らの名前の印象が強すぎて、肝心のおかあさんの名前覚えてないよ普通すぎて。


こちらのお宅は、部屋が広くてなぜかベッドが2つあって、お隣の部屋にカナダ人の留学生がいました。


結局、こちらの2軒目のお宅を選んだのですが、

・タカハウス(ホステル兼スペイン語学校)から近い

・アントニオ君が気さくで話しやすそう

・キッチンでおかあさんが作っていたおやつが美味しそうだった

・カナダ人もいるのであわよくば英語の勉強もしてやろうという魂胆

以上がその理由です。



明日から早速ホームステイと授業が始まります!

楽しもーっと。


ちなみにお値段は1週間で1100ケツァール(約17000円)。
ホームステイ(3食付き)と、授業代です。



夕方からは、気になっていたカフェへ。

Cafe Armomia

カフェラテと、バナナケーキを注文。


コーヒーは美味しかったけど、バナナケーキは普通でした!


店内はこんな感じで、WiFiも電源もあって、長居しても大丈夫なお店でした。ありがたい。


ここで明日に向けてYouTube見てスペイン語勉強したよ。



夜ごはんは、タカハウスの前の道をまーっすぐ北に歩いたところにあった屋台で食べました。


色々種類があったのでひとつひとつ聞いてみてわかったのは、

黄色いやつはバナナ。

手前の小さい丸は、よく分からなかった。

左奥の大きい丸は、よく分からなかった。

その右隣の大きい丸は、左のよく分からないやつのチーズバージョンだった。

その右隣の大きい丸は、一番左のよく分からない大きい丸と同じやつだった。


ということで、バナナ以外の3つを1つずつ注文。


小さい丸、3つ来たな。セットだったのか多いな。


でもこれね、食べてみたら、めっちゃ美味しかったです。
メキシコでもこういうタコスとかトルティーヤ系いっぱい食べたけど、これが一番かもしれない。

大きい丸のやつ。
特にチーズが美味しくて、食べたら伸びて、絶妙なこってり感。

1枚5ケツァール(約75円)でした。
小さい丸は3枚で5ケツァール


あー今日は美味しい1日だった。
パン屋さんと、屋台の場所を教えてくれたりょんりょんに感謝!
同じ屋台かわからんけど!


なんか100記事目なのに、ただのほのぼの日記になってしまったね。


今後も書きたいことを書いていきます。

これからもよろしくおねがいします!


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では!!

【コーヒー好き必見】わたしがサンクリに沈没している理由。【メキシコ】

hola hola holaaa!

フクイユウです。


前回の更新から約2週間。
今はカンクンからサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(通称サンクリ)という南メキシコの街に来ております。


カンクンでは、日本人宿「ロサス7」のゆる~い雰囲気が気に入って10泊もしてしまったので、サンクリはさらっと2,3泊で…

と思っていましたが、まー既に11泊してますよね。

メキシコが肌に合いすぎて困ってます。


サンクリはそこまで観光するところはないのですが、これまた日本人宿が良すぎて。

CASA KASA(カサカサ)っていう日本語だとめっちゃ乾燥してそうな名前の宿なんですけど、ここのオーナーのタケシさんがすごい人なんです。
知識が半端なく幅広くて、話も面白いし、人を育てるのが上手で、何でも教えてくれるしやらせてくれるし…
とにかく凄い人なんです!(2回目)

奥さんのカオリさんも気さくで面白くて色々教えてくれるし、住み込んでる(?)リュウジさんも知ってることを全力で教えてくれるしで、
ここで学ぶことが本当に多くて、10日以上たった今でもまだCASA KASAを離れられずにいます。


宿代は、カンクンにいたときに250ペソ(約1550円)と聞いていて、高いから悩んでたけど、
ロサス7で出会ったジンさん(サンクリから来てた)の「その価値はあるから行ってみな。」という言葉を信じて来てみたら、本当にその通りで。


ここでわたしは色んなことを学ばせてもらってて、全く興味なかったことにもガンガン心惹かれてます。
今まで得意といえるものが無さ過ぎて、特技?腕相撲かな?と答えていたわたしでしたが、ここにきて趣味がね、もう増える増える。


初めてのことにたくさん出会えて、日々何かしら吸収してて、めっちゃくちゃ楽しいです。



元々の予定では、中米のあとは南米に戻って、ヨーロッパ・アフリカをさらっと周って、中東・南アジアあたりからのタイ、日本ってな感じで周っていくつもりでしたが、ここでこんなに学べることがあるなら、残りの期間ずっと中米で他の国は全部すっ飛ばしてもいいのでは?
ってぐらい、CASA KASAライフが充実しています。


しかも、1泊250ペソだと思っていた宿代が、実際は150ペソ!(約940円)
繁忙期の5月だけ値上げしていたそう。
ラッキー!



てことで、最近のわたしの趣味をご紹介してもいいですか?しますね?

1. マクラメ

マクラメとは、中高生のときに流行ってたミサンガのレベル100みたいなやつです。
わたしがやってたミサンガはただただ糸を編むだけでしたが、今リュウジさんから習っているのは石を包むやつ!


わたしの記念すべき処女作はこちら!


琥珀(アンバー)という黄色っぽい石を紺色のマクラメで包んで、シンプルなネックレスにしてみました。

メキシコはアンバーの産地だそうで、良質のものが安く手に入ります。
ここぞとばかりに何個か買っちゃったから、いっぱい作ろーっと。


マクラメは、上手な人が作ったやつだと5000円とか10000円とかで売ってるから、もし自分に合ってたら極めてみるとお金になるかもしれない。


マクラメの編み方だけじゃなくて、石の研磨まで教えてもらった!

よく見ると表面がガタガタしているこのアンバーも、形を整えてよーく磨いていくと…

↓↓↓

いかがでしょうか!!!?このツヤ!!!


天然石とかパワーストーンとか、正直胡散臭いし全然興味なかったけど、好きな石を好きなように研磨して、アクセサリーにして、、となると、もう愛着しか湧かないです。


2. 料理

実はわたし、こう見えて(?)料理に対してすごく苦手意識がありまして、彼氏に手料理を求められることは恐怖でしかありませんでした。

お菓子とか料理とかを作るのは元々好きなんですけど、誰かのためにひとりで作るのが苦手(特に料理)なんですよねー多分。

昔は、せっかく作った料理とかケーキに対して彩りが悪いやら形がどうとか文句言われたときは、ほな食べるなや!って頭ん中怒りマークしかなかったですね、懐かしい。


そんなわたしですが!現在!CASA KASAにて!プロの料理人だったというタケシさんに料理を教わっております!!

いやー、楽しいです。

単に何かのレシピを教わるだけじゃなくて、どの料理にも共通する準備や後始末、知識なども丁寧に教えてくれるので、そのメニューだけじゃなくて他の料理でも何でも作れそうな気分になります。

味付けの仕方がわかってきたことが、一番嬉しいかな。
いちいち小さじとかグラムを計ってのレシピ通りの味付けとはおさらばだ!


そしてここでわたしは、鶏を丸々捌ける系女子へと成長を遂げました。


わたしのいつか言ってみたい言葉、第46位。
「趣味は…、料理を少々。」(そしてめっちゃ上手いやつ。)



ちなみに今まで教えてもらったやつで、すぐにでもまた作ってみたい料理第1位は、カレーです。

もうルーなんていらないのさ!!


3. コーヒー

サンクリはコーヒーの産地でもあって、カフェで飲むのも美味しいけど、
CASA KASAで豆の挽き方やエスプレッソの淹れ方を教わってからは自分で作るのが楽しくて、しかもめっちゃ美味しくて、自分で豆を買ってきて毎日2杯は飲んでます。


タケシさんのアドバイスがあり、今は自分でコーヒー豆の販売もやってみようか、というところまできています。
味はわたしのお墨付き!!(コーヒー初心者)

コーヒーが好きな人は産地直送の豆を楽しめる、わたしは少しでも旅の資金が増える。
ウィンウィンやないか!

お代は、送料 + 豆代(500g約1000円)。
(変わるかも?)


((送料は、DHLで送る方法と、郵便局から送る方法があって、
DHLは、料金は少し高いけど安心確実に早く送れます。
郵便局の場合は、時間がかかるけど料金は安いです。


送料は時期によって変動するけど、DHLで送る場合、6/26時点では4kgで約13800円。そんなに一気に買う人おらんかもしれんけど!
時間がかかってもいいなら、郵便局がいいかもね。
))





商人のタケシさんから沢山教わって値段設定をしています!
すでにわたしから買ってくれた人もいて、なんか自分でモノを売るっていうのが初めての体験なので、すごくワクワクしています。


これからコーヒー豆で有名なグアテマラに入って、またメキシコに戻ってくるので、今ならグアテマラの豆でもメキシコの豆でも送れまーす。


気になる方はわたしに直接か、このブログにコメントか、SNS経由でもOKなので連絡くださいね~。
もちろん面識ない人でも大丈夫です!
メールでもいいよ。ykch@gmail.com

コーヒー好きな人は是非!


もしこのブログがきっかけで買ってくれる人がいたり、コーヒー淹れるのに目覚める人がいたら面白いな~。

コーヒー好きへのプレゼントにも良いよね。


今はわたしも宿の人にコーヒー淹れてあげたり自分で飲みまくったりして練習してるので、帰国したらみんなコーヒー飲みに遊びに来てね!!(家ない)




こんな感じで、南メキシコにて日々成長しているわたしです。

このあとは、グアテマラスペイン語の勉強を2週間くらいして、満足したらまたメキシコに戻ってくる予定です。


それではーまた!!!

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【カンクンのお洒落カフェ】と近況報告と、アメリカ横断に至るまでの流れ

hola hola holaaaaa!

フクイユウです。お久しぶりです、本当に。

最後に更新したブログは、コロンビアのアマゾンに住む青年との淡く儚き恋について、でしたね!?!?(脳内美化)

あれから早2ヶ月だそうで。


あれから、あれからね、、いろいろありました。
レティシアでもまあまあ濃い経験したけど、それに負けず劣らずいろいろありました。


ざっくりとした流れを言うと、
レティシアのあとはコロンビアの首都ボゴタで2,3泊して、メデジンに1週間くらい滞在したかな?
レティシアで出会ったメデジン出身のゲイカップルとは予定が合わず、結局会えませんでした。)


そしてそのあとは、ボゴタからアメリカのロサンゼルスへ。
わたしの予定に合わせてLAに来てくれた親戚と1週間ほど遊び倒す。
(このときばかりは自分がバックパッカーの分際であることを忘れれましたありがとう。)


そして、ついにやってきました。
わたしの世界一周旅のなかでも、かなりビッグなイベント。

アメリカ横断。


出国前からわたしは豪語していました。
旅中に人を集めて、アメリカで再集合して、キャンピングカーでアメリカを横断するんだ、と。

まー実際問題、現実はそう甘くなく、人集めはかなり難航しました。というか、旅中にはひとりも集まりませんでした(照)

だってだって、旅中、南米以外で日本人にはほぼ会わなかったし、南米で会う人は大体わたしと逆ルートだったし、そもそもアメリカ横断の話を誰かに持ちかけることもしてませんでしたし(←最大の原因)。

さらに一緒に横断しようって言ってた唯一の友人も行けなくなってしまい。


さすがにやばいと思い、渋々行動に起こしました。
TABIPPOのアメリカ横断に関するイベントの担当者に連絡して参加者FBグループに招待してもらい、そこで声を掛けてみました。
重い腰がやっと上がった。それが1月10日のはなし。

駄目元だったし案の定ほとんど反応はなかったので、この旅中での横断は諦めて、また仲良いメンバーで集まって出直そう!

とポジティブに受け止めていた頃に、なんとFBメッセンジャー経由で連絡が入りました。


一緒にアメリカ横断しませんか?


もうね、神様かと思いました、ええ。

わたしが声を掛けたFBグループ内の方からの、1か月空いての返信でした。
すごく有り難いお誘いだったのですが、日程が若干合わなかったのと、その後の返信が全くなかったこともあり、勝手ながらお断りすることに。


そんなときにFBタイムラインで見かけたのが、アメリカ横断メンバーを募る投稿。

募集をかけていたのはなんと、当時一緒にペルーを旅していたユウスケ君。

いやー、びっくりした。
そっこー入れてもらったよね。


そんな感じで、最後はあっさりアメリカ横断が確定したのでした。

旅をしてるといろんな縁があって本当におもしろい。
キャンピングカー1台のはずが、人集まりすぎて結局2台(総勢16人)になったしね(笑)

こうして、5月6日から始まった16人21泊のアメリカ横断の旅はもう終わってしまったけど、
控えめに言っても最っ高に楽しかったです。

大人数が集まっただけあって、揉めたたことも大変だったこともハプニングも沢山あったけど、
その分、HAPPYなことも学びも(恋も?)盛り沢山の忘れられない旅になりました。


アメリカ横断のあとは、キューバに行って、今はメキシコのカンクンに来ています。

やっとゆっくりWiFiが使える環境で日本人が沢山いる緩宿(ゆるやど)、すなわち「ロサス7」で落ち着いた生活を送ることができています。

シェア飯さいこー!



今日は簡単にこれまでの流れと、カンクンのオススメカフェ2軒について書くはずが、アメリカ横断のせいで前者だけで思ってた2倍くらいの量を書いてしまいましたどうしてくれよう。



でも今書かないと今後書くことは永遠にないような気がするので、ちゃんと紹介します。


2軒とも、ロサス7から歩いて行ける距離にあるカフェです。

Cafe Nader

お店の写真、撮り忘れましたー(照)

Nader Av.にあるホテル併設のカフェで、クーラー効いててWiFiのみならず電源もあって、
店内は広くて机も大きくて、作業にはぴったりの場所でした。

ただ、お洒落ではなかったかな!

アイスラテ(グランデ)とでっかいチーズケーキを注文して、130ペソ(約800円、チップ込み)


チーズケーキは、美味しいっちゃ美味しいけど、思ってたんとちゃーーーう!って感じでした。
なんか、スポンジ感があった。

パウンドケーキも大きくて、いっぱい種類ありましたー!
これはナッツのパウンドケーキ。


Rooster

ひとつめのNaderの斜め前にたまたま見つけたカフェ。
こちらは完全に、お洒落でした。

同じくiced latteとチーズケーキを注文。

Roosterロゴのooが∞になっているところが、関ジャニ∞ファンとしては好感がもてますね。(?)

チーズケーキのクオリティは、ポテチで言うとチップスタープリングルスくらいの差をつけて、断然こっちが上でした。(わかりづらい)
つまり、めっちゃ美味しかったです。

価格もこっちは前払いでチップが不要なのもあり、20ペソくらい安かったです。


ただ、座席数めっちゃ少ない&WiFiないです。電源もないです。クーラーは効いてます。
ネットを使わない、読書とか勉強とかなら、こっちのカフェがオススメですね。



以上、カンクンのおすすめカフェと、近況報告でした~~


と見せかけて、最後!

Roosterをもう一軒見つけました〜!

しかもこちらは条件完璧。

Rooster (Sunyaxchen Av.)

Hotel Hacienda Cancunの近くの曲がり角にあります。
Nader Av.の店舗とは違い、広くてWiFiもあります!!

しかも、こっちの方がロサス7から近い!!!



モカ(グランデ)45ペソ(約270円)、チーズケーキ65ペソ(約400円)

(カメラを忘れた+照明がオレンジのためうまく写真撮れず)

チーズケーキは高いけどめっちゃデカくて、ショーケースに入ってるやつの1.5倍くらいのが出てきました。

上に乗ってるのは、何かピーナッツバターっぽい味がして微妙だったので、先に全部すくって食べました。(行儀悪い)

チーズケーキの部分はもうひとつのRoosterと同じで美味しかったです!


ここは、冷房、WiFi、電源、座席、お洒落度、ケーキのクオリティ、宿(ロサス7)からの距離、ぜーんぶ良し。


次からはここに来るかな。


今度こそ、以上です。

アメリカ横断のことはまた書いていきたいなと思っている所存です。

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それでは!

【コロンビア・レティシア完結】夕方だけの超お勧めスポットを教えてもらったので教えちゃう。


2017年4月10日(月)、3日前のはなし。

(できれば少し長いけど、レティシア初日から見て欲しいです!)





本来は今日、この町を出るはずだった。

でも前日にアマゾンで遊んで疲れてしまい、航空券を取る気になれず、1日延期した。

そろそろ移動しないと、メデジンまでも諦めないといけなくなる。
(この町に長居しすぎた関係で、既にエクアドルを旅程から削っていた。)


とりあえずお昼ご飯を食べに、ジョンのレストランへ行こう。
そう思って部屋から出たら、外は土砂降りだった。

仕方なくロビーで雨が止むのを待つことにした。


ロビーには、昨日一緒にアマゾンに行った、ゲイカップルがいた。
この2人は、スペイン語が話せないわたしにもめちゃくちゃ優しく接してくれる。

ベジタリアンのこの2人も、お昼はジョンのお店で食べる予定だったらしく、一緒に行くことになった。
ただ、そのとき2人は朝ごはんを食べたばっかりで、できれば14時頃に行きたいとのこと。

朝ごはんを食べてないわたしを気遣い、ホテルの目の前のレストランで軽く食べることを勧めてくれた。

しかも、この土砂降りの中を、カルロス(カップルのうちの1人)が付いてきてくれた。


わたしの代わりにスペイン語で注文してくれているカルロス。

彼は、メデジンでファッションデザイナーをしているそう。
いつもお洒落でゆるい格好をしていて、それが好きだった。

レティシアに来て、初めてちゃんとしたとこで朝食をとった。


ツナのサンドイッチ

水も合わせて10500ペソ(約400円)もしたけど、その分めちゃくちゃ美味しかった。


食べてる間は、カルロスと彼のボーイフレンドの馴れ初めを聞いたり、逆にわたしの話をしたり…やっぱり恋バナは世界共通で盛り上がる。

まずキスをしたのかを確認してくるカルロスが、わたし的にはツボだった。そこは重要なポイントらしい。


ホテルに戻って、お昼ごはんを食べに行く頃には、雨は止んでいた。


今日は、フルーツがバナナチップスのみという、完璧なメニューだった。


わたしたちが食べ終わると、ジョンはレストランを閉めて、またアサイーのアイスクリーム屋さんに連れていってくれた。


やばい、食べてばっかり。


そのときの、お気に入りの写真。



このあと二手に分かれて、わたしとカルロスは公園に向かった。

彼が教えてくれたのだけど、これがまた最高のスポットだった。


時間帯は夕暮れ時の5時頃がベスト。

わたしたちが行ったのは5時半から6時くらいだったので、少し暗くなっていた。


夕方にここへ来るのには理由があった。

これだ。

空を舞う無数の鳥!!!

めっちゃ動画見て欲しいけど載せれないのかな…


この公園には何回か来たことがあったけど、この時間に来たのは初めてだった。

カルロスいわく、この時間帯は毎日これが見られるとのこと。


多分17時頃に来ると、夕陽に染まる空とのコラボレーションで、最高に良いものが見られると思う!


最後の最後で素敵な場所を知れてよかった!

エディソンは知ってるんかな?
もし知らなかったら教えてあげたいと思った。
いや、知らんわけないか。

そもそも今回はもう会うことはないんだけれども。


カルロスが勧めてくれたこの場所は、わたしの中でもレティシアの超お勧めスポットになった。
ただ、鳥のフンには注意してね。

カルロス、ありがとう!



わたしたちは噴水かなんかの縁に座って、真っ暗になるまで鳥たちを眺めていた。

ずっと見てても全然飽きなかった。


そしてこの夜、またジョンたちと再会して、ジョンの宗教のお祈りみたいなやつにわたしたちも混ぜてもらった。

冊子が配られて、ジョンの演奏に合わせて歌うのだが、音程も言葉も、めっちゃ難しかった。
多分インドの言葉かな?

そのあと何やらスペイン語と英語で説明をされたけど、その人の英語の発音の問題も相まって本当に何が何やらわからなくて、日常会話以外の英語の難しさを思い知らされた。


本を朗読してるだけの英語は全然頭に入って来ず、無意識のうちに右から左へ受け流していたわたしは、たまにdo you understand?と聞かれたり、あとは日本の宗教のことを訊ねられるのが、本当につらかった…!

この後わたしは予定があったこともあり、ここぞというタイミングで抜けさせてもらいました。ごめんなさい…

英語もスペイン語も日本のことも、もっと勉強しないとな…




実は昨日の夕方、アマゾンから帰ってきてホテルへ向かっているときに、わたしはある人とばったり会っていた。

それは、行きつけのローカルレストランの家の男の子。

この子は英語は"my name is"しか話せないけど、人懐っこくてめちゃめちゃカワイイ。

そのときに、明日の夜レストランに行くね!と言ったのだった。



約束通り、20時くらいにレストランに向かった。

さすがにこの日は色々食べ過ぎて、お腹がへってなかったので、チョリソーだけ頼んだ。

お母さんが、白い丸いやつを、本当は1枚なのに2枚にしてくれた。


前回来たときは、今日レティシアを出る予定だったからその時がラストだと思ってたけど、また再会できて嬉しかった。


男の子とおかあさんと、Google翻訳を駆使しながらの会話。

ボゴタでは、自分の持ち物には気をつけるようにと何度も言われた。


またいつか絶対、この町に戻ってくるね。
と言うと、

いつでもウェルカムよ、と言ってくれた。



割と近いうちに戻ってくるような気がする。



ホテルに戻って、明日のボゴタ行きのチケットを取った。

今度こそ、本当の本当に。




***




当初は1,2泊しかしない予定だったレティシア

WiFiは遅いしホットシャワーもない。

それでもこの町が気に入り、結局12泊もしてしまいました。

本当のことを言うと、まだ離れたくないくらい。


ちなみにエディソンのことは、まあまあな勢いで好きだったけど、ずっと心のどこかでブレーキをかけていたので、辛い思いとかはありません。

楽しかったなーまた会いたいなーくらい。

あと彼のおかげで、わたしのスペイン語力が2,3倍に上がったので、そこも感謝です。


次会うときまでに、もっとスペイン語話せるようになって、多分彼ももっと英語話せるようになってて、もっと深い話ができたら最高だなぁ。




12日間に渡って、ネット上にもほとんど情報のない秘境の地、レティシアでの生活を書いてみましたが、ちゃんと最後まで続けられたことに、自分でも驚いています。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。


これまで、意外と情報系の記事が多かった?わたしですが、こういう何気ない日常を書いているほうが楽しかったです。
滞在中、毎日ブログを書いたのはこの町が初めてでした。

読んでるほうはどうなんかな?
個人的な内容すぎたかな?


でもレティシア編に入ってからPVが2,3倍に上がったので、書き甲斐あったなー。

レティシア終わったからまた元に戻るんかな?(笑)


今後もたまに見に来てもらえたら幸いです!


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それではまた!!

【コロンビア・レティシア11日目】現地人直伝!衝撃のアマゾンでの遊び方

hola hola !
フクイユウです。


2017年4月9日日曜日、4日前のはなしです。



エディソンたちと楽しい夜を過ごした翌朝、待ち合わせ場所のジョンのレストランへ。

眠すぎて正直ちょっと行きたくなくなってたけれど、
日本人のpunctual(時間厳守)なイメージをわたしが崩すわけにはいかず、
日本人代表としての意地とプライドだけで何とか身支度をした。


8時amの集合時間に5分ほど遅れてしまったが、心配はいらなかった。
そのときジョンはまだシャワーを浴びていたし、全員集合したのは40分経ってからだった。

日本人にだけは目標集合時刻でなく、実際に集まりだす時間を教えてほしいな…


遅れてきたのはメデジン出身のゲイカップルで、ちなみにわたしと同じホテルだった。
今日はこの2人とジョンと、ジョンと一緒に住んでるヨガ系の人たちと、行動を共にするようだ。

これから一体どこへ行くのか、事前情報ゼロのまま出発する。


港の方へ向かい、ローカルバスに乗る。
バスの中でひたすら寝るわたしに、隣のジョンはとても驚いていた。


体感30分くらいのところ(実際もっと長いかも)で、バスを降りた。


今日はアマゾンで1日遊ぶようだ。
現地人も休日にアマゾンへ行くのね。

観光客向けツアーとはまた違うジャングルの楽しみ方ができそうな気がして、ワクワクした。


まず着いたのは、
このジャングルに住んでいるらしき人たちの家だった。

アサイーを収穫していた。
茎?から実をポロポロ取るのが気持ち良さそうだった。


そのあと小屋みたいなところで、持ってきた全ての荷物を置いていくよう言われた。
貴重品が心配だったし、せめてカメラは持って行きたかったけれど、「全部濡れる」とのことだったので諦めて、スマホだけは防水ケースに入れて持って行くことにした。
小屋に一応カギをかけたことは確認した。

全ての荷物が濡れてしまう理由は、後々判明する。


あと、みんな当たり前のように水着に着替えたけれど、わたしは水着も替えの服も持ってきていなかったのでどうにもできなかった。
着てきた服が濡れるのは、アマゾンあるあるなのかもしれない。潔く諦めた。
できれば昨日のうちに色々と情報を与えておいてほしかったな…


浮き輪をレンタルして、次に向かったのは何だかトラディショナルなお家。

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ジャングルの中にそびえ立つ建物


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中はこんな感じ


ここにいたのがかなり怪しげな鼻の大きなおじさんで、およそ1時間かけてコカや煙草について話をしてくれた。

もちろん全スペイン語なので全くわからず、新入社員研修を彷彿とさせるような(例えがわかりづらい)とにかく耐えがたい眠さだった。耐えられなかった。
その内容は、「コカも煙草も元は健康のためのモノだったのに、おかしな人が悪用するようになった…」という感じだったのではないかな。(ほぼ想像)


説明が終わったと思ったら、謎の儀式が始まった。

みんな順番に、ストローで鼻にフーっとされていく。

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おじさんがおじさんに鼻フーしている


フーっと鼻の奥に吹き込まれるのは煙草の葉を粉にしたもので、
悪いものを綺麗にする効果があるよ、とジョンが小声で教えてくれた。

フィリピンのシキホール島でやってもらった黒魔術並みに胡散臭いけれど、わたしも興味本位でやってもらった。

匂いは煙草そのもの。

で、めっちゃむせた。

多分、吸ったやつ全部出た。


でもとりあえず、良いものらしい。


次は順番に、コカ(コカインの原料)の粉を飲んでいたけれど、わたしは何だか怖くてやめておいた。
飲んどけばよかったかも。



最後にみんなでお礼を言って、おじさんと別れる。


結構強烈な体験だったように思うけれどここまでは、
言ってしまえば前座みたいなものだった。

お楽しみはここから。


みんなでアマゾンのジャングルの中を、ひたすら歩く。

トータル1時間くらい歩いたかな。

到着した場所は、、、


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ヤッホーイ!カモーン!

川。

もちろん、ただ川遊びをするのではない。


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水の中が見えなくて危ないので、足上げてリゾートスタイル


なんと、今まで必死こいて歩いて歩いて上ってきたのを、
帰りは浮き輪で川を流れて下るというのだ!
桃太郎もびっくりだわ。


これがリアルアマゾン住人の遊び方、、

なんなんだその野生の発想は。
そりゃ持ち物全部濡れるわな。面白すぎ。


一人が大きめの袋を持ってきてくれてて、ちょっとした荷物はそこにみんな入れてもらっていた。
もちろん袋は防水ではない。濡らしたくないものはビニールを何重かして入れるという、文明遡りスタイル
わたしはサンダルを託した。


川はグネグネ曲がっているので、下って帰るといってもその道のりはかなり長くて、
トータル2時間くらい漂流していたと思う。


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流れがあまりにもゆっくりなので途中、
川から上がって歩いてショートカットという謎イベントが2回ほどあった。



まさかジャングルの中を裸足で歩いたり(サンダル預けたから)、浮き輪を移動手段にする日が来るとは思わなかったよね。
もはや新鮮とかいう次元ではない。
タイムマシンで原始時代に遡ったかのようなスペシャル体験だった。


途中、川が2つに分かれていたり、大木が対岸まで倒れててその下をくぐらないといけなかったり、障害物多めのなかなかハードな道のりで、よそ見してたら普通にぶつかるし、何ならよそ見してなくても流れに逆らえずぶつかるし、
「みんなと違う方に流れてしまったらどうしよう」とかそういうスリルもあって、めっちゃくちゃ面白かった。

ちなみに、川から陸へ上がるときは、こんな感じでみんなで繋がって、先へ流れてしまわないように協力した。


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チームプレー


大きめの自然の川を勝手に流れているだけなので、目印のような陸に上がるポイントはもちろんなくて、「そろそろこの辺りじゃね?」って感じのタイミングで木のツルとかに掴まってよじ登った。



楽しいけれどある意味命がけだったこの遊びを、
泳げないわたしが何の心配もなく、心から楽しめたのは、間違いなくジョンのおかげだった。

川を漂流し続けた2時間くらいの間、ジョンがわたしの浮き輪を離したことは一度も、まじで一瞬たりともなかった。


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絶対にわたしの浮き輪を離さないジョン

優しいし頼もしいし、なんて良いやつ… 
エディソンより彼を好きになった方が絶対幸せだったなー。笑


最終的にわたしたちは、初めに荷物を置いた小屋の目の前まで流れついた。


小屋のちょっとしたキッチンでご飯を作ってくれて、みんなで食べた。
わたし以外は全員ヴィーガンだ。


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真ん中のお肉みたいなやつは、ソイミート

肉や魚を使わないのに、なんでこんなに美味しいのか毎回不思議。
とりあえず、大豆のポテンシャルは半端ない。



想像していたよりずっと楽しく刺激的な1日だった。

ヤバい体験したなー。



明日ボゴタへ移動する予定だったのを、一寸の迷いもなく明後日に延期した。


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【コロンビア・レティシア10日目】4度目の正直。やっと悔いなくこの町を離れられる。

2017年4月8日土曜日、3日前のはなし。


yuf112.hatenablog.com

昨夜、革新的アイデアが思い浮かんだわたしは、この町を月曜日に出ることに決めた。

金曜日の昨日がヨガへ行く最後のチャンスだったのに、逃してしまったな。



朝起きて、パンを買いに、外へ出た。

いつものパン屋さんをスルーして、この前、日系ブラジル人に連れていってもらった高級な方のパン屋さんへ行く。

CAFE SESAN



カルネ(肉)とポリョ(チキン)のパンをひとつずつ。


安定のクオリティ。
おそらくここがレティシア一美味しいパン屋さんだ。

値段はコーヒーと合わせて9000ペソ(約350円)くらいだったと思う。いつものパン屋の2倍だ。

お店の人が、わたしのことを覚えていてくれたのが、嬉しかった。



パン屋さんからの帰り道、たまたまジョンと会った。

ベジタリアンレストランのシェフ兼ヨガの講師を務める、1つ歳下のロールキャベツ系男子。

一応確認してみたら、なんと土曜日の今日もヨガ教室をやるとのこと。


少し頭にエディソンがよぎったけど、ヨガも行きたかったし、好きな人(?)のために自分のやりたいことを犠牲にしても何も良いことはないということを、わたしはこれまでの24年間で痛いほど学んできた。


今夜、絶対行く!

ジョンに伝えた。

そしてこの日ジョンに偶然会ったことが後々、またわたしの世界を広げることになった。



夕方。
港へ行き、夕陽を拝んで、いつものレストランへ行く。もうわたしの日課と化している。

レストランのお母さんに、月曜日に発つことを伝えたら、サービスでおかずを増やしてくれた。嬉しい!


いつもここで食べていると、わたしのテーブルにお母さんやここの8歳の男の子が来て、色々話しかけてくれる。

言葉はほぼ通じないけど、なんか楽しい時間。

わたしたちは、ヨガの始まるギリギリの時間まで話していた。


最後のお別れをして、ヨガへ向かう。


この日は、あと2人来る予定がまだ来ておらず、30分くらい雑談して待ってたけど結局来ず、またマンツーマンでレッスンを受けることができた。

にしても、連絡なしにキャンセルするのは南米人の文化なのか…


ヨガが終わったあとジョンが、明日は休みだしちょっとブラブラしよう!と誘ってくれた。

Acai Amazonas

ここは量り売りのアイスクリーム屋さんで、好きなアイスやトッピングを好きなだけ盛れる。


アサイーのアイスだけは専用の機械から出てくる。


このアサイーグラノーラの組み合わせが、最高だった。


このあとは公園をブラブラ。

明日友達と〇〇へ行くけど来る?と誘われた。
(〇〇の部分はあえて今は言わないとかでは全くなく、単純に聞き取れなかった。)

なんかよく分からないけど、朝8時集合で、綺麗な景色が見られるとのことだったので、行ってみることにした。


このときでなんだかんだ夜10時ぐらい。

エディソン土日の夜フリー説を信じて、移動を月曜に決めたわたしは、内心メッセージを確認したくて仕方がなかった。


ジョンはすごく甘え上手で、気が付けばわたしの膝で寝てたし、南米人にとっては挨拶がわりのハグも、いつも異様に長かった。

うーん、見習いたい。

もしこれがエディソンなら、トキメキすぎてキュン死んだのちにレティシアでの永住を決め込んでたかもしれないので、ジョンで良かった。


ホテルの前まで送ってもらって、それでも「まだ早いよ」と帰りたがらないジョンを半ば強引に帰す。
相変わらずハグは長いけど、それは嫌いじゃない。
唇のキスだけは、華麗にかわせたと思う。
南米人はまあまあ軽い気持ちでキスを仕掛けて来るので、自分の意思を強く持つことが大切。

ジョンにはちょっと悪いけど、一刻も早くメッセージを確認したかった。


ホテルに戻ると、やっぱりエディソンから連絡が来ていた。


スペイン語で来てたのでひとつひとつ訳していく。

どうやら、今どこかのBarに友達といるらしい。
酔っ払ったらスペイン語になるのかもしれない。


わたしも来るか訊かれたけど、場所がわからない、と答えた。

前回のことも、前々回のことも、前々前回のこともあるので、この程度ではもう期待しない。


すぐに返事が来た。

「迎えに行くから外で待ってて」



うーん…これは本当に来ると思っていいのか…???

ま、来るとしても1時間後くらいだろうな。


一旦、返事はせずにロビーから自分の部屋へ戻った。

確かに会いたいけど、期待して裏切られるのに疲れてしまってたわたしは、どうしたら良いのか分からず、一旦落ち着きたかった。



すると、


ゴンゴンゴンゴンゴン

"Yuーーーーー?"



誰かが部屋に来た…!

絶対エディソンやん!

いや、ここまで来ていいの!?(深夜0時)

ホテルの人、部屋番教えちゃうの!?
セキュリティ緩!!!



てか…



今回は来るんかい!!!



しかも急に来たくせして、めっちゃ急かしてくる。


外にトゥクトゥクを待たせているそう。
わたしも急いでリュックを持って部屋を出る。




あーーーーー、やっと会えた。

少しだけ自己中な、いつものエディソンだ。


ちょっと酔っ払ってるけど、相変わらずカッコいい。




Barはすぐ近くで、そこには彼の友人2人がいた。

エディソン激推しのClub Colombiaのビールを頼んで、乾杯。


ビールの写真を撮ろうとしたら、

動画録って!!とエディソンが言い出した。
日本の友達に見せてあげて!とのこと。



1人ずつカメラに向かってメッセージをくれたけど、スペイン語なのでまー何言ってるのかわからない。

ある程度英語を話せる彼らが、こういうときにスペイン語で言っちゃうところがまた愛しい。

多分、コロンビアに来てね!的なことだと思う。



そのまま、写真を撮るのは忘れてしまったけど、ひたすらにエディソンが可愛いだけの動画が、わたしのスマホに残った。


わたしの右側に座っていたベコは、煙草を吸うときにしれっと離れたところで吸ってくれて、全然エディソンより良い奴やん!!と感動した。

まあ後の2人が目の前で吸ってたのであんまり意味はなかったけど、彼だけは毎回席を立っていたことをわたしはちゃんと知っていた。


あと名前忘れちゃったけど、わたしの左側に座っていたスコットランド出身の彼は、英語もスペイン語もペラペラで、彼もまた世界一周中で、急に来たわたしにも沢山話しかけてくれた。


エディソンはわたしの向かいに座ってて一番遠いのに、スペイン語のわからないわたしにも分かるよう、拙い英語でちゃんと説明してくれた。

途中からBarのお兄さんも入ってきて、みんなめちゃくちゃ良い人で、人見知りのわたしも疎外感を感じることなく、想像してた4倍は楽しい時間を過ごせた。



なんか慌ただしかったけど、最後にまたエディソンと会えて良かった。


寂しさはあるけど、これできっと、悔いなくレティシアを去ることができる。



楽しくて幸せで、あまり寝ないままに翌朝、ジョンたちとの待ち合わせ場所に向かった。


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