サンクリブログ。最高の夜でした。

2度目のサンクリでは結局、9泊した。
前回と合わせたら22泊。
わたしにとって居心地が良い場所は、滞在日数に顕著に表れるな。


この滞在では、サパティスタという反政府組織の村オベンティックへ行ったり、りゅーじさんの誕生日パーティーをしたり、あやかちゃんりゅーじさんを筆頭に街であんこサンド販売をしたり、ノリで伸ばしてた前髪切ったり、現地のアジアンフェスでてるてる坊主のマエストラになってみたりと、濃ゆすぎる日々を送っていたのだけれど、その中の一夜の話。



その日は、Revoluciónという、生演奏を聴きながらご飯を食べれる良い感じのレストランへ、カサカサメンバー何人かと一緒に行った。


食事をしながら、音楽が始まるのを待つ。


(ここの料理めちゃめちゃ美味しかった。)


そのときにまあまあ深い話になって、ゆーじくんが教えてくれた言葉。

fake it until make it

普段、根っこから明るく見える人も、実は努力して明るく振る舞ってたりすることを知った。


ゆーじくんは、わたしのことを「周りがよく見えてる」と言ってくれたけど、その理由を聞いたら、ゆーじくんの方がよっぽど周り見えてるなって思った。
それにしても自分のしたことをちゃんと見てくれてる人がいるんだと知って、嬉しかったなー。



そして、ムードメーカーのあやかちゃんが教えてくれた言葉。

人から与えられたことに感謝するのは当たり前。
人に与えられることに感謝する。


ネイティヴアメリカンと般若心経が好きなあやかちゃんらしい、良い言葉やなー。

あやかちゃんを観察してたら、人からありがとうって言われるべき場面で、逆にあやかちゃんがありがとうって言ってて、これか…!ってなることが何度もあった。


そうこうしてたら、確か予定より数十分か1時間かそれ以上遅れくらいで演奏が始まった。


(トランペットの人が宮川大輔に似てた。)


たまたまその日の音楽がサルサ系だったか何かで、誰かが踊りだしたのをきっかけに、周りの人たちが立ち上がってみんな踊りだした。

わたしは勿論、サルサどころかダンスは全くできない。

できるのは関ジャニ∞の振付(昔の曲)くらい。
あと、慎吾ママのおはロックな。(古)



サルサもちょっとやってみたい気持ちはあったけど、できないので座って見ていた。

ダンサーのあやかちゃんはもう既に踊ってる。


(最終的に、お店から出るのも一苦労なくらいの人数が踊ってた。)


あやかちゃんに誘われて、トシさんも席から立ち上がった。
見た感じ、トシさんはダンスは得意ではなさそうだったけど、あやかちゃんに教えてもらいながら一生懸命踊っていた。


それに感化されて、次はゆーじくんが立ち上がった。
彼もまた、ダンスの経験はなさそうだった。
同じくあやかちゃんに教えてもらいながら、楽しそうに踊っていた。


それを見ていたわたしは、やってみたい気持ちがさらに大きくなったけど、やっぱり立ち上がれなかった。

別にできなくても良い、やってみれば楽しい、
そんなことはわかってる。

でもなぜか勇気が出なかった。
わたしはいつもそうだった。あと一歩を踏み出せない。


店内の雰囲気は、音楽と共にどんどん盛り上がっていく。


そんなとき、じゅんたさんが立ち上がって、わたしに手を差し伸べてくれた。

もうね、彼が神様に見えたよ。

それをきっかけにわたしもついに席を立つことができ、そこからはあやかちゃんに教えてもらいながら、見よう見まねで楽しく踊ることができた。


やっぱりダンスは難しくて、めっちゃ間違えるし、頭も足もこんがらがるけど、座って見ていたときの100倍楽しかった。



わたしに立ち上がるきっかけをくれたじゅんたさん、
何度もダンスを教えてくれたあやかちゃん、
独自のステップを開発して伝授してくれたゆーじくん、
みんなに勇気を与えてくれたトシさん、


ありがとう!!!
最高の夜でした。


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