【世界一周ヘアスタイル】バンコクの美容室で無理な注文をしてしまった

虎の間から失礼します。フクイユウです。

2日前に生まれて初めて、海外の美容室へ行ったのでそのことを書きます。



日本をでて5カ月目に突入した。

日本にいたころは2カ月に1回くらい美容室に行って髪を切ってもらっていた。

だが海外に出てからというもの、セブで1度前髪のセルフカットをしたのみで、後ろ髪はまだ1回も切っていなかった。

さすがにそろそろ切りたくなった。


ただ、友人のセブ美容室事件があったので、(下記リンク参照)
【世界一周ヘアスタイル】フィリピンの美容室へ行くくらいなら友達に切ってもらった方がマシ説 - パラレルワールドトリッパー

できれば私は日本人の美容師さんに切ってもらいたく、安定を求めて日系美容室へ行くことにした。

106 HAIR

ネットで検索して、なんとなく良さそうな雰囲気でかつ宿から近かったこの美容室を選んだ。

7月から美容室へいってなかった私は、
やっと髪を労われるなーという気持ちに、
初めて行く海外の美容室に対する不安が少し入り混じった心境で、美容室へと向かった。


が、

着いたらなんとびっくり、美容師さんはタイ人のみだった。
ただ、日系というだけあって、カタコトではあるが日本語を話せるスタッフが接客してくれた。


日本人美容師がいなかったことで私の心境は「少し不安」から「まあまあ不安」な状態へと進化を遂げていたが、今更いちから美容室を探すのも面倒だし、一応日本語も通じるし、ここで切ってもらう決心をした。


予約なしでもすぐに対応してくれたのはありがたかった。

まずはシャンプー台に案内され、目の上にタオルのようなものが置かれた。
ここまでは日本と同じだ。

頭を洗う手つきが少しぎこちなくて力も弱かったが、そこまでのクオリティーは求めてないので全然OK。

洗髪が終わりタオルを頭に巻かれた状態で、ふと周りを見渡した私は急に、「まあまあ不安」から「割とガチで不安」な状態になった。

美容師さんの髪型が微妙!!!

変ではない。別に普通なんだけれど、
日本で通っていた美容室ではどの美容師さんもいつもおしゃれで真似したくなるようなヘアスタイルだった。


時既に遅しとはこのことで、私の髪の毛はもうシャンプーを終えてカットされるのを待ち構えていた。

(そういえばここの美容室ではシャンプーのあと、完全に髪を乾かして、乾いた状態でカットをしていて、これがタイスタイルかーと思った。)


どんな髪型にしたいかを訊かれたので、

形は変えなくていい
毛先を少し切って、整えてほしい
量をすいてほしい
と伝えた。

前髪はいつも通り、斜めにしたかったのだが、それはあとで伝えることにした。


美容師さんは自信満々に切り始め、
明らかに長さが違うところもすべて同じ長さに切り揃えていったが、もう見て見ぬふりをした。
タイだからといって、私が気にしすぎなのかもしれない。
整えるってこういうことだよね...

普段ならカット中にうとうとしてしまう私だが、この時は一瞬たりとも眠たくならなかった。


良く言えば迷いがないと言うのだろうか、
切るスピードが早くて少し雑に感じたが、できあがりは素人目には特に変には感じなかったので安心した。
(後ろからはどうなっているかいまだに見てないけど多分大丈夫。)


そしてついに最難関の前髪だ。
ここで私はおもむろにスマホを取り出し、

front hair, like this!

と言って、7月の美容室の帰りに撮ったこの写真を見せた。


セブで3カ月英語を学んだ後だとは信じがたいかもしれないが、相手はタイ人。
今は正しい文法で話すよりも、相手に確実に伝えることのほうが重要だ。

美容師さんもすぐに理解してくれて、日本語で、斜めにしますか?と言ってくれた。


私は素人なので
美容師さんのテクニックがあるとかないとかはよくわからないが、
前髪を切るときに縦にはさみを入れることは知っている。
前に教えてもらったことがあるからだ。


だから私はびっくりした。


その美容師さんは自信満々にはさみを斜めに入れて切り始めたからだ。


左手で髪の毛を抑えることなく切るので私の前髪はめちゃくちゃ動いている。

左手を使え!!!
もうこのあたりから私は鏡(現実)から目をそむけていた。

無理難題を押し付けてしまった私がわるい。。


もうとっくに自分で切りなおす決意を固めていた私は、少し長めでストップしてもらった。

怒りや悲しみとかそういう感情は全くなくて、むしろ笑いそうになった。
(笑ったら失礼だと思いこらえた。)



できあがりはこんな感じだった。

Before


After

ブローでふんわりカールにしてくれた。
前髪はパッと見、きれいに斜めに切れているように思うかもしれないが、これは流しているからだ。

(後ろの美容師さんは相変わらず自信満々にワックスをこねくりまわしている。)


前髪をまっすぐにおろしてみるとこんな感じになる。


切るときに髪を抑えずに宙ぶらりんの状態で切っていたのでこうなることは分かっていた。

そんなことはもう別にいい。

ひとつショックだったのが、
前の写真を再度よく見てもらったらわかるのだが、

私の前髪は2割の右上がりと8割の右下がりで成り立っていた。(鏡で見たら。本来は逆。)
ところがどっこい全前髪が右下がりになっている。


ま、文句を言っても仕方がないので宿に戻ってさっそく前髪を切ってみた。


こんな感じになった。


ただの前髪切りすぎた人やーーー!


斜め感がほぼなくなってしまった。

敗因として考えられることはひとつ。
前回のセルフカットは腕の良い美容師さんが切ってくれたのと平行に切れば良いだけだったので
大きなミスなく終わったが、
今回はベースがガタガタだったため自分で切るにはハードルが高すぎた。


これから日本に帰るまでまだまだ長いのに、
今後どうしよう。。。

とりあえず少し伸ばしてみて、
もう一度セルフカットにチャレンジしてみようと思う。


今回の学び

1.フィリピンだけではなく、東南アジアでは美容室に日本クオリティを求めない

2.次回からは日本人美容師が確実にいるところを選ぶ

3.切ってもらう前に美容師さんの髪型をよく見てみる



ちなみに、カットの料金は359バーツ(約1080円)でした。

1000円カットと思えばクオリティはこんなもんなのか???



皆さんも海外で美容室へ行く際はお気をつけください。

また、日本以外に安心して美容師さんに委ねられる国があれば知りたいです。



今後しばらく、前髪を切りすぎた私をよろしくお願いいたします。

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それでは!