【ウユニ塩湖と並ぶ絶景レンソイス】注意点と、お勧め日本語ガイドさん

こんにちは!
フクイユウです。


今回は、わたしがこの旅でウユニ塩湖に次いで絶対に行きたかった絶景スポット、レンソイス・マラニャンセス国立公園について書きます。



日本人にはレンソイスレンソイスって呼ばれてるけど、ブラジル人は意外にもレンソイス・マラニャンセスってフルで呼んでます。
(レンソイスだけでは伝わらないこともありました。)


レンソイス最寄りの町バヘリーニャスへのアクセスや宿情報は前回の記事を参照してください。


レンソイスのベストシーズン

毎年雨季が終わった6〜8月が、砂漠に沢山の雨水が溜まっていて、レンソイスのベストシーズンだと言われています。
ただ、今年(2017年)は雨量がかなり多かったらしく、10月くらいまで見られるかも!?ということでした。

わたしが訪れたのは8月中旬で、もう少し早い方がより綺麗だったのかなーと思ったけど、十分満足いく絶景が見られました。


わたしが参加したツアー

わたしは2種類のツアーに参加しました。

1. ブルーラグーナ (約70レアル(約2500円))

四駆に乗って、途中でっかい筏で車ごと川を渡り、ガッタガタのでこぼこ道を突っ切り、砂漠へ。

湖を間近で見たり、泳いだりできるツアーです。

思ってた以上にレンソイスの規模がデカくて、ひとつひとつの湖がこんなサイズ感です。


わたしは14時からのこのツアーに参加し、湖と夕陽を堪能しました。

「砂漠×夕陽」の景色めっちゃ好き。


他のツアーの人たちもいっぱいいて、こんな感じでみんなで並んで眺めました。


間違いなく砂だらけになります。


2. セスナ (300レアル(約10000円))

飛行場に行き、セスナに乗って上空からの眺めを楽しみます。

レンソイスと聞いて日本人がイメージする景色は、大体上空からのものだと思います。

写真はもう少し後で載せるよ!




他にも、
ボニータラグーナのツアーは参加者が多いのではないかと思います。

わたしは行ってないけど、少し高い丘?的なところから砂漠×湖を見れるそう。


(セスナに乗るしいいかなーと思ってわたしは参加しませんでした。)


オススメツアー

正直、どこのツアー会社も価格は似たり寄ったりです。

何軒か内容聞いて、適当に選ぼうかなーと歩いていたとき、運良く出会いました。日本語を話せるガイドさんに…!


トニーさん。

彼は2,3年前まで日本に住んでいたらしく、日本語ペラペラ。
おまけにすっごく良い人です。


初め、「こんにちは」と話しかけられたときサングラスをしてたのもあって、日本人…???って思った。

それくらい日本語が達者。

達者すぎて、逆になんかめっちゃ怪しい!って思って軽く話だけ聞いて去ろうとしたのですが、本当はすごく優しくて心の綺麗なおじさんでした。


日本に住んでいたとき、沢山の日本人に良くしてもらったおかげでひとつも嫌な思い出がないそうで、その感謝を今度は日本人へ返していきたいんだそう。

それで、レンソイスに来た日本人相手に、日本語でガイドする仕事をしているんだとか。


ブラジルに入ってから英語はもちろん、学びたてのスペイン語もあまり通じなくて、なかなか意思疎通ができなかったので、こんなところでまさか日本語話せる人が現れるなんて、まるで奇跡のようでした!




出会ってすぐ(15分後くらい)、トニーさんのいるAzul Tour(やったっけな?)のブルーラグーナツアーに参加。

彼によるガイドの魅力は、言葉が分かるだけじゃなくて、ひとつひとつ丁寧に説明してくれるところや、小さなことにも気がつく視野の広さ。

あとわたしみたいな一人の旅行者にとって嬉しいのが、写真をたくさん撮ってくれるところ。
しかもめちゃめちゃこだわってくれる!

こんな体勢になってまで写真に拘ってくれる外国人ガイドさんが、これまでにいただろうか。


撮ってくれた写真はコチラ。


これとかめっちゃお気に入り。




あとね、サポートが日本クオリティで安心。

わたしはサンルイスまでの帰りのバンを、旅行会社でトニーさんを通さずに予約したのですが、それをトニーさんに伝えたら、当日に再度確認の連絡をバンの会社かドライバーに入れてくれて、ミスが起こらないよう努めてくれました。

ここまでしてくれる旅行会社は、他にないです。

大体は予約の連絡だけして、自分たちの仕事は終ーわりっ!て感じ。


明らかトニーさんの役割じゃないところまで、サポートしてくれて、最後まで安心でした。



トニーさんはフリーのガイドさんで、azulにいるとは限らないので、もしこれからレンソイスに行く人は、トニーさん本人に連絡を取ると確実です。

↓トニーさんのメールアドレス
tonyjapa1313ahy@gmail.com

(漢字は読めないやつがあるかもしれないので、平仮名かローマ字だと確実。)

わたしのブログを見たと伝えるとスムーズかも。
(勿論わたしには一銭も入りません。)




あと、レンソイスでセスナに乗りたい人に、注意点が2つ!

1. フライトの予約をする旅行会社選びについて。

フライトの価格の相場は、300レアルです。(2017年8月現在)

これがまあまあ大金(ていっても1万ちょいなので日本人感覚としては安いけど)なので、特にバックパッカーの人など、少しでも安く抑えたい人は多いはず。

わたしもそのひとりでした。


でもよく考えたら、フライトって命懸けのツアーですよね。

値段を下げてくれる旅行会社の中には、セスナのケアを怠っている会社もあるみたいです。

(その会社の名前も聞いたけど忘れてしまった)


ほんの少し安くしてくれても、それで万が一死んでしまったらほんま意味ない!死ぬほど意味ない!(ややこしい)


命より大切なものなんてないからね。


適正料金でやっているところで予約することをお勧めします。


トニーさんが進めてくれたパイロットの方は、本当に真面目そうな人で、安心できました。

そのパイロットさんのツアーを予約してもトニーさんにお金は入らないそうですが、これまた善意で紹介してくれました。


↑彼です。


フライトの前日(ブルーラグーナツアーの日)、トニーさんと夜ご飯食べてたら、たまったまそのパイロットさんに会って、軽く挨拶を交わしたのですが、その一瞬の間でもう、この人なら大丈夫そうって感じました。

それくらい、真面目オーラが漂う方でした!
(でも堅苦しい感じではない)



まあわたしが思ったのは、とにかくトニーさんに聞いてみれば、最善を提案してくれるってことですね。


初めのほう、疑ってしまってごめんなさーい!

これでも警戒心強めで旅しているので…!



そして2つめの注意点。

2. 乗り物酔い

わたしは普段はあまり酔わないほうなのですが、朝6時発で睡眠不足だったのか、飛行場までのタクシーとフライトのダブルパンチでゲロゲロに酔いました…!



せっかくの絶景なのにもうそれどころじゃなくて、フライト中は「早く降ろしてほしい」以外の感情が消滅していました。


インスタの方には明記しなかったけど、セスナの中で吐いたよね。
覚えてないけどもしかしたら2回くらい吐いたかもしれない。
途中で酔い止め飲んだけど間に合わず…

常に袋持っててほんまに良かった〜!


いやー、セスナってめっちゃ狭い空間やし密室やからさ、匂いとかで他の人まで気持ち悪くさせてもたらどうしようかと思ったけど、他の人は多分誰も気づいてなかった。

息止めてたからね、わたし。



そんな瀕死の状態のなか、iPhoneで撮影した写真がコチラ。

やっぱりレンソイスといえばこの上空からの景色ですよね!

もう乗りたくないけどね!





皆さんはわたしの二の舞にはならないよう、体調万全でセスナに乗り込んでくださいねー!



今後レンソイスへ行く人の参考になれば幸いです。


では!