【コロンビア, レティシアagain】奇跡と不運の交錯。ここがわたしのアナザースカイ。


前回↓の続き。
yuf112.hatenablog.com



たった1週間のレティシア滞在。


到着したのが水曜日。

エディソンからの連絡が途絶えたのが金曜日。

わたしがレティシアを出るのは火曜日。
つまり、会うなら月曜まで。



日曜日の朝になっても、わたしが送ったメッセージが既読になることはなかった。


そっちがビーチ誘ってきたんやんー。



泊まってるホテルの部屋にはWiFiが届かないので、朝イチでロビーに下りてメッセージが届いていないか確認するのが、わたしの日課になっていた。


せっかく早く起きたので、軽く支度して外に出る。

暑い。


こんな日にメルカドで飲むスムージーは最高だ!


マンゴースムージー 3000ペソ(約120円)


散歩したり、ネットカフェでインスタ更新したりして、お昼はジョンのレストランへ。


中へ入ると、ジョンがお昼ごはんを食べていた。

日曜日は、ジョンは料理を作るのを休む日らしい。

ラザニアを食べていた。
メニューにあったから気になってたやつ。

わたしもそれが良い!
と言ったらおじさん(レストランで働いてるお茶目なおじさん)が運んできてくれた。
ラザニアはジョンじゃなくておじさんが作っているらしい。


ラザニア(ベジタリアン10000ペソ(約400円)

美味しかった!!




カメラを向けたらふざけるジョンに癒される。


このあとは、何故かジョンPCで韓国映画withスペイン語字幕の鑑賞会。

Kim k duck監督???(曖昧)の映画で、
主人公とヒロインは全く喋らず、喋るのは2人以外の登場人物だけ。

韓国語はカムサハムニダしか分からなかったけど、スペイン語字幕と雰囲気だけで、大体の内容は理解できた。


一番最後の、結論のテロップが深かったな〜

正確な文面は忘れたけど、
今目に見えていることは現実なのか偽物なのか分からないよ、的な?(何かちがう)


この日見なかったらきっと一生見なかったであろう映画。面白かった。



そしてこの日、日曜日はりょんりょんがレティシアに来る日だった。

(わたしはレティシアが好きすぎて、みんなにここをオススメしてる)


何となく、夕方5時くらいに来るんだろうなーと思って、4時過ぎにホテルに戻った。

そしたらもういた(笑)
5日ぶりのりょんりょん!

もう何度再会してるのか分からない!


アメリカで出会ってから、8度目の再会だ!(数えた)


ロビーでWiFiを繋いで、エディソンへのメッセージにはやはり既読が付いてないことを確認して、りょんりょんと町へ!

りょんりょんの明日のアマゾンツアーを予約するために、前回わたしが予約したツアー会社へ行った。

一応他の店も行ったけど、ここの方が安かったこともあり、彼女はここを選んだ。


わたしが予約したときと違って、お店にいたおばちゃんは英語が話せなかったけど、たまたまこの日のツアーを終えて帰ってきたガイドさんが英語を話せて、説明してくれた。

良い人そうだったけど、残念ながら明日のツアーガイドは彼ではないという。


「じゃーエジソン!?エジソン!??」
りょんりょんがすかさず聞く。(ナイス!)


そしたらお店のおばちゃんが反応した。

「エディソンでもないよー!
エディソンは3泊4日のアマゾンツアーに出てるから!」



……???


なんですと!?!?


3泊4日!!?




だから何の連絡もないし、未読のままだし、全くログインもされてないのか!(もはやストーカーの領域)



「エディソンはいつ帰って来るの?」
意を決して聞いた。


「明日の夜よ〜」



明日の夜…

てことは月曜の夜かぁ…


そこからビーチは行けないだろうし、わたしは火曜の15時にはレティシアを出ないと行けない。



あー。ニアミス…!


悲しいけれど、仕事ならば仕方ない。

まーここまで知れただけで良かった。モヤモヤが消えた。
りょんりょんありがとう!



その日は夕陽がとても綺麗だった。
沈むのが早すぎてよく見えるところには移動できなかったけど、前回エディソンと見た人生最高の夕陽を思い出して、またあの夕陽を見たいなーと薄っすら思った。




翌朝。

りょんりょんはアマゾンツアーに行っててもういない。


明日にはレティシアを出るのかー…

わたしはのんびりと朝を過ごして、お昼前くらいから活動開始。
アマゾン原産フルーツのアサイーを求めてお隣のタバティンガ(ブラジル領)へ行ったり何やかんや奮闘したものの、結局アサイーには辿り着けず。

今はアサイーはシーズンじゃないらしい。
フルーツ嫌いなわたしが珍しく好きなフルーツなのになー。



ジョンにはお昼遅めに食べに行くって言ったけど、疲れたので何も食べずにホテルの部屋で爆睡した。




ふと目が覚めた。


何時かなーと思って、スマホを開いた。



!!!!!!?



わたしの目に飛び込んできたのは、時間じゃなかった。



"Hola Yu"

から始まるエディソンからのメッセージ!!!



この部屋にはWiFiは届かないはず。

なのになぜかメッセージは届いてる!



「ツアーでジャングルにいて、今帰ってきた。」


送られてきた時間は14時11分。たった10分前!



きっと今返せばまだネットに繋いでる!
てか夜に帰って来るんじゃないんかい!
何でメッセージ届いてるん?奇跡???



頭の中で色んなことを一気に巡らせながら、既にWiFiは途切れていたので、急いでロビーに下りた。



「hola!!」


色々打ちたかったけど、相手がネットから離れる前にわたしが読んだことをいち早く示すのがこの地で培ったテクニック(?)だ。


次の文を打つ前に、返信が来た。


エディソン「今どこ?」

わたし「ホテル!」

エ「 If you want, I can go 」

わ「 I want!! 」「今から?」

エ「 yes, 汚れてるけど良い?」



いや、展開が急!!


でも、嬉しかった。
今回はもう会えないと思ってた。


爆睡直後の顔で会うわけには絶対いかないので、猛ダッシュで部屋に戻って準備した。

幸い、このホテルはセントロから歩いて10分以上はかかる。

暑くて汗が止まらない中、メイクをするのは大変だった。


すぐに、ホテルのお姉さんがわたしを呼びに来た。


あー、エディソンが来た…。



ちょっと緊張しながら、ゆっくりロビーへ向かった。




…いた。


4か月ぶりのエディソン。


変わってない!!!(4か月なので当然)




エディソンは、4日間のツアーガイドの仕事を終えてレティシアに帰って来たあと、自宅に帰らずにその足で来てくれていた!


最高か???
疲れてるだろうに…!



エディソンは報連相がないし(する義務もないけど)、何考えてるかよく分からないので困惑させられがちやけど、こういうことしてくるから憎めない。というか好き!



しばらくロビーで話して、アイス食べに行って、夕陽までまだ時間があったので、エディソンの家に寄った。

アマゾンからそのまま来て、服とか靴とか泥々やったからね、彼。



にしてもまた、コイツに会えるとは〜!


エディソンが飼ってる犬。

名前は……niño。(直訳:boy)


いやいやネーミングセンス!






なんてね、そうこうしていたらね…



ここにきて、


まさかのゲリラ豪雨ぅぅぅ




夕陽、見られず。


〜 (完)〜




楽しみにしてたビーチに行けず、前みたいに2人で綺麗な夕陽を拝むこともできず、めちゃくそ残念すぎたけど、彼に会えただけでわたしゃ満足だよ… (ちびまる子ちゃん風)



雨が止んだ頃にはすっかり日も暮れていて、18時半に彼はエージェンシーへ行かないといけなかったので、これにてお別れ。一瞬だったな〜。


翌日のツアーのミーティングをするだけなのに、ちゃんと身支度をしていく彼は相変わらずで、素敵だなーと思った。

(いつも付けてたピアスも、甘ったるい香水の匂いも変わってなかった。)




コロンビアと日本は、位置的にほぼ地球の真逆なだけあってその文化の違いは大きくて、今回はわたしの考え方を押し通したけど、次回(があれば)はわたしが一歩歩み寄って、アレをアレしてアレすべきなのかな〜(?)



何にせよ、この町にはまた来るだろうな。



最後に、アイス屋さんで撮った一枚。


これを期に、わたしのカメラが動かなくなりました。(照)


これから絶景レンソイスに向かうのに、どうしよう。

まあこのカメラにとっては、最後の一枚がコロンビアンイケメンで本望だろうな〜〜



こんな感じで、わたしの2度目のレティシア滞在は幕を閉じました。



わたしがレティシアを好きなのは、ここにいる人たちの存在がとても大きいけど、人以外の、町自体もすごく好きで。


この寝苦しいくらいの暑さも、日差しの強さも、WiFiがなくて不便なところも、アクセスの悪さも、アマゾンツアー以外は特に何もやることがないところも、ちょっと東南アジアっぽいところも好きだし、


観光客からぼったくろうとしないところも、美女が多いところも、夕陽の綺麗さも、40円でそこそこ美味しいパンが食べれるところも、コーヒーが熱すぎるところも、いつでもボートに乗れるところも、自然と変わった人が集まってくるところも、心地よい水シャワーも、夜になっても安全なところも、全部全部、大好きだ!!!!!



ここが、わたしのアナザースカイです。


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