サンペドロからサンクリへ移動したときの小話。【パナハッチェルのカフェ】
フレンドリーなおじさんが多かったグアテマラは、2週間ちょっとの滞在だった。
メキシコのサンクリストバル行きのバスチケットは、サンペドロのグアダルーペという旅行代理店で買った。
かももし(宿)のヒデキさんに頼んで買うと210ケツのところを、ここで買うと200ケツ(約3000円)にしてくれた。
他の代理店は大体220ケツくらいだったような違ったような。
朝5:45くらいに港まで行って、またあのボートでパナハッチェルへと湖を渡る。朝から気分爽快!
そこからバスに乗り換えてサンクリへ…の予定だったけど、なんとメキシコ側の道が崩れたかなんかで通れなくなったらしく、今日の移動は中止とのこと!まじかい!もうパナハッチェルまで来たわ!
この日にサンクリに行けなくなったことよりも、せっかく早起きしたのにまた明日も早起きしなければならなくなったことがショックだった。
とりあえず、宿を探さないと。
パナハッチェルに日本人宿があることは知っていた。
でも泊まる予定全然なかったから名前も場所も覚えてない。
WiFi!!
朝7時から開いててWiFiあるとこなんかあるかな…
と思ったけど、観光客向けの通りのレストランが幾つか既に開いていた。
中米で1番スタンダードな朝食メニューを注文した。
思えばちゃんとしたレストランで朝食をとるのは初めてかも。
来たのはこれ!ジャン!
朝から豪華!
見慣れた朝食やけど、何か豪華!!
無事にWiFiも使えて、宿情報ゲット。
少し遠めだったので、トゥクトゥクで向かった。
アティトラン湖周辺の町は、町内ならどこへ行っても5ケツァール(約75円)なので安いし、何より値段交渉をしなくていいのが嬉しい。
1泊のためにそんな遠い宿まで行くべきなのか否か迷ったけど、翌朝は旅行会社の送迎があるからまた港に戻る必要はないし!
しかも、その宿には…
りょんりょんが滞在中!
ということで、前日に停電のせいで連絡が取れず会うことなくお別れしてしまっていた彼女と、このハプニングのおかげで奇跡的にまた再会!何回会うねん!
宿に着いたら、朝早起きしたせいで眠かったので、昼まで寝た。
午後からは、パナハッチェルのカフェ巡り。
1軒目は、
CAFE LOCO
韓国人経営のカフェ。
カサカサのたけしさんのヒントを頼りに探し当てました。
中はこんな感じで、ドリームキャッチャーがいっぱい。
絶対に夢を掴んでやるという執念を感じます。(感じない)
働いてる人もみんな韓国人で、なんとなく良い感じの人たちでした。なんか親近感わく感じの。(語彙力)
そして2軒目は、
CROSSROAD CAFE
昨日に引き続き、1日ぶり2回目の訪問!
そして今回注文したのは…
ティラミスだーーー!!!!
これがもうね、めちゃくちゃ美味しくてね。
このお店評判のチーズケーキを超えてきましたよ。
このティラミスは本当に美味しい。クリーミー。
過去最高レベル。
こんな感じで、急きょパナハッチェルで1泊して、翌日気を取り直してサンクリへ!
その道のりでも、途中デモがあって車が通れず2時間くらい立往生というハプニングがあったけど、何とかその日中にはサンクリに到着。
2週間ぶりのサンクリ。
夜でも人が多くて死ぬほど治安が良いサンクリ。
宿に向かう途中、若者がぎゅうぎゅう詰めに乗ってる窓全開爆音タクシーが信号待ちしてて、ほんまに笑ってまうほど人乗ってるから思わず見てたら助手席のお兄さんと目があって、なんとそのお兄さんがタクシーで流してるイケイケ系の洋楽をわたしに向かって歌い出した。
明らかにこっちを見ながら歌ってる。
そしたら後ろに乗ってる人たちも、こっちに向かって大声で歌い始めた。
笑うよね。
酔ってて周り見えてないかもしれんけど、めちゃくちゃデカい声で歌ってるからね、この人たち。
笑ったらね、後ろの一番こっち側に座ってたお兄さんが、歌いながらジェスチャーでマイクをこちらに向けてきた。
アイドルがライブでよくやる、ファンに歌わせるやつ。
いや、なんなんその無茶振り!
その歌知らんし!
そこで熱唱返しできればよかったけど素面のわたしはそこまで振り切ることができず(そもそも歌知らん)、でも何かはしないといけない(と思った)ので、「歌いはしないけどその曲にノリノリの人」になってみたらウケたので良かった。
そしてそのまま爆音タクシーは走り去っていった。
サンクリってこんな街だったっけ?(笑)
わたしにとって2度目のサンクリライフは、実はこんなよく分からないノリで始まってたのでした。
ちなみにその酔っ払い外国人たちが大声で歌ってたのは、何とかかんとかニューヨーク!って感じの歌でした。
タイトル知りたい。
それでは!