【コロンビア・レティシア4日目】おっちゃんと、イケメン。2人のガイドを一人占めしてローカル観光。
hola hola !
フクイユウです。
現在アマゾンのレティシアに滞在中。
↓こちらの続きです。↓
yuf112.hatenablog.com
3日前の2017年4月2日のおはなし。
前日に、一緒に夜ごはん食べに行こって言ってたのに、結局来なかったエディソン。
結構待ってた。1時間半くらい。自分のホテルでやけど。
昨日教えてくれたフェイスブックのアカウントも、そのときWiFi無かったから、あとで申請するねって言ってて、宿でWiFi繋いだら打ってもらった名前が消えてた。
待ち合わせで会えなくて、連絡手段もなくてって、現代では考えられない状況…
ま、彼はわたしのホテル知ってるわけやし、来ないならそれだけのもんやったってこと。
でも彼の身に何かあった可能性も捨てきれない…
なんて色々考えた結果、こんな小さな町ならブラブラ歩いてたらばったり会うかも!と思って朝から出掛けた。
なんとなく、昨日別れた港に向かって歩く。
多分この時間は昨日みたいにツアーガイドしてるんやろなー。
と思いながら、アマゾン川をぼーっと眺める。
そしたら、誰かが話しかけてきた。
知らないおじさん。
スペイン語分からんって言ってるのに、構わずスペイン語で話してくる。
こっちの人はみんなそう。
ふと思い立って、このおじさんにエディソンの写真を見せてみた。
そしたらこのおじさん、エディソンのこと知ってた…
本当に小さい町だな…
もしエディソンのフルネームが分かれば、FBで見つけられる。
駄目元で訊いてみた。
わたし「彼の本名は何て言うの?」
おじさん「Alex Jose *************」
いやおじさんの名前ちゃう!!!
もういいや、あんまりしつこく聞いてもストーカーみたいやし。
とりあえず、このおじさんがアレックスってことだけはわかった。
わたしは、スペイン語のボキャブラリーが無さ過ぎて、簡単な言葉でゆっくり言われたとしても、なお理解できない。
そこで、筆談に切り替えた。
書いてくれればあとはGoogle先生に聞けばいい。
なんとか会話は成立し、アレックスが町を案内してくれようとしていることがわかった。
別にこの後も予定はなかったし、良いおじさんっぽかったので付いてってみることにした。
川沿いを歩いて、鳥の名前を教えてくれたり、屋台に売られているものを紹介してくたり。
大半は、何言ってるかわからなかった。
次は市場へ行った。
入り口で売られていたアサイーのジュースを、アレックスが奢ってくれた。
砂糖と、見た目鳥のエサみたいなやつを入れてくれて、案外美味しかった。
日本で飲んだら高そうなジュースも、南米では気軽に飲めたりする。
そして、めちゃめちゃローカルな道。
リュックにはカメラ、ポケットにはスマホがあるので、慎重に歩いた。足を滑らせたらそこで試合終了。
そして、初めにアレックスと出会った港に戻ってきて、終了。
1時間ちょっとの観光だった。
最後に意を決して、ノートに書いて、彼に見せてみた。
「エディソンの本名、知ってる?」
結局訊いたww
彼も知らなかった。
thanks、アレックス!
最後にセルフィー撮ってお別れしようとしたら、こうなった。
それからホテルに戻ってブログを書いたりインスタ更新したり、なんやかんやで夕方になった。
17時半。
昨日エディソンが見せてくれた、綺麗な夕焼けの写真を思い出した。
今日晴れてるし、見に行ってみようかな。
外に出たら、薄く虹がかかっていた。
急がないと、夕日が沈んでしまう。
ホテルから港までは地味に1kmくらいある。
早歩きで向かう。
…
いた。
エディソン。
港の近くでたまたまエディソンと出くわした。
本っ当に小さな町だな…
彼もまた急いでいる。
汗だくやしメイクもしてこなかったことを少し後悔した。
わたし「昨日なんで来なかったの?待ってたんやけど。」
日本語では変に気を遣ったり、遠回しに言ってしまうことも、英語なら真っ直ぐに言える。
エディソン「帰って寝て、起きたら11時だった!疲れてたんだ…」
彼がもしも、わたしの彼氏だったなら、まず謝れよ、って思うところだけどなんか、寝てたなら仕方ないなって思えてあっさり許してしまった。
まあ朝から夕方までガイドしたらそら疲れるよな。休憩なんてないし。
エディソン「今からボートで夕陽を見に行くんだけど、Yuも来る?」
(関係ないけど、エディソンがわたしを呼ぶときの、Yuの発音が好きだ。)
彼もまた、夕陽を見に行く途中だった。
1000%行くに決まってる。
あの写真の景色が見れるなら、絶対行く。
エディソンの知り合いのドライバーにボートを出してもらって、エディソンの指示で夕陽スポットへ急ぐ。
さすがはツアーガイド。
エディソンが、わたしをボートの一番先頭に座らせてくれた。
そして、見れた景色がこちら。
綺麗すぎ…
ブログのアップ用に画質を落としてはいるけど、色やフィルターの加工は一切していない。
今まで見たなかで、最高の夕陽だったかもしれない。
沈みきるまでの時間は、本当に一瞬だった。
このあとは、
「Yuはスペイン語をもっと勉強しないと。」
と一緒にビール飲みながらスペイン語と日本語を教えあったり、公園に行ってお寿司食べたり。
日本のクオリティには到底かなわない味だったけど、楽しかった。
わさびがキライなエディソンも可愛かった。
勉強中、前のページを見られて、朝のおじさんと筆談してたときの、エディソンの名前を訊いたやつを見られたときは、死ぬほど恥ずかしかった。
「なんで俺の名前?教えて!教えろ!」
上手く誤魔化したけど。
夜はずっとまあまあ激しい雨が降ってたのが残念だったものの、夕陽の時間に降らなかっただけ幸せだ。
この日もまた、最高の一日になった。
レティシアほんま楽しすぎる。いつになったらここから出られるのだろう。
今度こそ、FBのアカウントをしっかりメモしておいた。