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【南米で野宿】凍えたけどいろいろ良いことあった。

チリ 世界一周 日常-ordinary-

hola hola

フクイユウです。


現在、チリのチャイテンという村にいます。

マーブルカテドラルが見られるトランキーロという秘境の地を訪れたわたしたちは、次はボリビアを目指してただただ北へ、なーんにもない田舎を進んでいます。

レストランもひとつふたつしかないような小さな村を転々としているのですが、そんな場所でもなぜか宿はあります。ありがたい。

ただ、民泊のようなホステルがほとんどなので、ネット予約とか、そういう超最新テクノロジーをこの地で求めるのは逆に時代遅れ。

ということで、チリでは基本、移動してきてからその日の宿を探す、というスタイルを取っています。


今回も、このチャイテンという村に一昨日の夕方に到着し、いつもどおり宿探しを始めたのですが、なにか違和感が…。


旅人がバックパックを置いて、そこらへんに座りこんでいる。

バス待ちでもなさそう。


普通、移動でもない限り、バックパックは宿に置いて外に出ると思うのですが、みんなバックパックは持っていて、かといってこれからどこかへ移動する雰囲気でもなく、疲れ果てたような顔で座っています。


理由はすぐにわかりました。


宿を何軒訪ねても、全部満室!


小さな村なので一周するのにそんなに時間はかからない。

数十分で、村の宿を回り終えたけど、結局空いているところは見つかりませんでした。


みんな、今夜の宿が見つからないんだ…


昨日までいた村に戻ることも考えましたが、バスはもうありません。



ここにきて、初の野宿決定…!


仕方がないので、屋根があるバスターミナルのベンチを確保。


一番奥には既に一組のカップルがいて、潔くトランプで時間を潰している。


同じ状況。少し心強い。親近感湧きまくり。

向こうは、スペイン語と片言の英語、わたしは片言の英語と片言のスペイン語で、なんとか意思疎通。
やっぱりこのカップルもここで一晩過ごすつもりのようでした。



野宿をするとなれば、必要になってくるのがこれ。

お菓子。

菓子パで楽しく夜を過ごすことが大切です。
(ちなみにこのクッキーがめっちゃ美味しい。)



南米で野宿なんて危ないんじゃないかと思われるかもしれませんが、チリはめっちゃ治安良いです。

それよりも心配なのが、トイレと寒さ。

トイレは、ガソリンスタンドの横に公衆トイレを見つけました。洗面台もあって完璧。

問題は寒さのほうでした。
昼はそうでもなかったけど、夜が更け込むにつれて、凍えるような寒さに…。


わたしたちは、旅のなかに野宿を想定していないので、寝袋も毛布も、もちろんテントも持っていません。
近くのレストランの裏に置いてあった段ボールを拝借してきて、ベンチに敷いて寝てましたが、寒くて寝られない!

そしたらなんと、お隣のカップルが温かいスープをわたしたちに分けてくれました…

なんて良い人たち…

温まりました。



↑これがわたしの寝床。


また横になっていると、バックパックを背負ったおじさんが来て、野宿@バスターミナル組に入団しました。

カップルにしても、おじさん(セバスチャン)にしても、ちゃんと寝袋持ってる。
次旅するときは寝袋持っていこうかな…

なんて思いながら寝ていたら、誰かに名前を呼ばれていることに気付く。

蒸気でホッとアイマスクを少しずらして周りを見ると、セバスチャンでした。


なんと、わたしに上着を貸してくれた。


寝袋を着るから上着はいらないんだとか。

寒いんやから寝袋の上からさらに掛ければいいのに、なんて紳士…

わたしは、長ズボンは1着しかもってなくて、それも夏でも涼しく履けるタイプのめちゃめちゃ野宿に向いてないやつだったので、お言葉に甘えて上着をひざに掛けて寝ました。


そしたらまた起こされた。

今度は旅人ではない、現地のおじさん。


ここは公共の場ではなくわたしの場所だからここで寝るな、と言われた。
こんなおじさんに限って英語も話せる。

時間は0時。
しかも、雨降ってる。

さいあく……
自分の土地なら使わせてよ…


でもまあ仕方ないのでとりあえず移動する準備を始めたら、カップルとセバスチャンが、おじさんと何やらスペイン語で話をして、おじさんの車に乗ってどこかに行ってしまった。

そしてしばらくしたら帰ってきて、「今夜はここで寝て良い」とのこと!


全ての宿がいっぱいであること、
雨が降っていること、
他に居場所がないこと、
2人がおじさんに説明して、実際に確認に行っていたよう。

そしておじさんも認めてくれた。


2人、グッジョブすぎる。


わたしたちだけだったら、分かり合えずに追い出されてしまってただろうな。


そうこうしているうちに、もう一組カップルが増えた。
英語は全く話せないようだったけど、翻訳アプリを使って会話。
そうしてチリ人の女の子、コニと仲良くなった。


この子が本当に女神のような子で、なんとわたしたち2人に寝袋を貸してくれた。

なんでそんなに準備周到なのかはわからないけれど、これはほんまに助かった。


外は息が白くなるほど寒くて、これがなかったら寝れてなかったと思う。


ほんとうに、色んな人に恵まれて、ありがたくて、温かくて、ちょっとだけ泣いた。



わたしは覚えてないけど、そのあと寝たのがめっちゃ早かったらしい。
コニがコーヒー入れて持ってきてくれたけど既に寝ててびっくりしてた、と弟に言われて知った。


こうしてみんなに助けられて、朝まで眠ることができました。



翌朝、バラバラと解散して、フェリーのチケット売り場へ。


プエルトムントという町へ行くフェリーは、次の日、月曜日にあるはずだった。

のに、


まさかの…


第二月曜のみ運休 (照)

がっでむ。



次の便は2月16日の木曜日。

それまで4日間、この村で待機することになりました!



初日に村中を巡ったので、何もないことはわかっています。
確認できているのは、スーパー2つとパン屋さん1つと、レストランが2つ。

あとは本当になにもない!!


ちなみに、パン屋さんには、パンは一種類しかない。
しかも多分既製品。

常識とはなんぞや。


でもずっと休む暇なく移動の繰り返しだったので、やっとゆっくりできるのが嬉しい。



そしてこのフェリーのチケット売り場で、共に野宿をして寝袋を貸してくれた神様、コニカップルと再会!

相変わらず翻訳アプリに打ち込んだ文章を見せあいながら会話。


せめてブランケットくらいは持っとくべき。
わたしの彼氏はクレイジー。

とか、旅の話とか、家族の話とかとか。


ひとつ年下やけど、しっかりしててめっちゃ明るくて楽しい子。


世界一周の旅14か国目にして、初めて外国人の友達ができました。

友達できなさすぎな気もするけど(笑)


野宿して良かった!


もう絶対したくないけどね。



ちなみに、今泊まっている宿は、ネコがいっぱいいて、かわいすぎて、かわいすぎて、かわいすぎます。

いや、人間のご飯食べてるネコもやけど、その奥!!

かわいすぎか…


これからの4日間、楽しくなること間違いなしです。




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