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【コロンビア・レティシア完結】夕方だけの超お勧めスポットを教えてもらったので教えちゃう。


2017年4月10日(月)、3日前のはなし。

(できれば少し長いけど、レティシア初日から見て欲しいです!)




本来は今日、この町を出るはずだった。

でも前日にアマゾンで遊んで疲れてしまい、航空券を取る気になれず、1日延期した。

そろそろ移動しないと、メデジンまでも諦めないといけなくなる。
(この町に長居しすぎた関係で、既にエクアドルを旅程から削っていた。)


とりあえずお昼ご飯を食べに、ジョンのレストランへ行こう。
そう思って部屋から出たら、外は土砂降りだった。

仕方なくロビーで雨が止むのを待つことにした。


ロビーには、昨日一緒にアマゾンに行った、ゲイカップルがいた。
この2人は、スペイン語が話せないわたしにもめちゃくちゃ優しく接してくれる。

ベジタリアンのこの2人も、お昼はジョンのお店で食べる予定だったらしく、一緒に行くことになった。
ただ、そのとき2人は朝ごはんを食べたばっかりで、できれば14時頃に行きたいとのこと。

朝ごはんを食べてないわたしを気遣い、ホテルの目の前のレストランで軽く食べることを勧めてくれた。

しかも、この土砂降りの中を、カルロス(カップルのうちの1人)が付いてきてくれた。


わたしの代わりにスペイン語で注文してくれているカルロス。

彼は、メデジンでファッションデザイナーをしているそう。
いつもお洒落でゆるい格好をしていて、それが好きだった。

レティシアに来て、初めてちゃんとしたとこで朝食をとった。


ツナのサンドイッチ

水も合わせて10500ペソ(約400円)もしたけど、その分めちゃくちゃ美味しかった。


食べてる間は、カルロスと彼のボーイフレンドの馴れ初めを聞いたり、逆にわたしの話をしたり…やっぱり恋バナは世界共通で盛り上がる。

まずキスをしたのかを確認してくるカルロスが、わたし的にはツボだった。そこは重要なポイントらしい。


ホテルに戻って、お昼ごはんを食べに行く頃には、雨は止んでいた。


今日は、フルーツがバナナチップスのみという、完璧なメニューだった。


わたしたちが食べ終わると、ジョンはレストランを閉めて、またアサイーのアイスクリーム屋さんに連れていってくれた。


やばい、食べてばっかり。


そのときの、お気に入りの写真。



このあと二手に分かれて、わたしとカルロスは公園に向かった。

彼が教えてくれたのだけど、これがまた最高のスポットだった。


時間帯は夕暮れ時の5時頃がベスト。

わたしたちが行ったのは5時半から6時くらいだったので、少し暗くなっていた。


夕方にここへ来るのには理由があった。

これだ。

空を舞う無数の鳥!!!

めっちゃ動画見て欲しいけど載せれないのかな…


この公園には何回か来たことがあったけど、この時間に来たのは初めてだった。

カルロスいわく、この時間帯は毎日これが見られるとのこと。


多分17時頃に来ると、夕陽に染まる空とのコラボレーションで、最高に良いものが見られると思う!


最後の最後で素敵な場所を知れてよかった!

エディソンは知ってるんかな?
もし知らなかったら教えてあげたいと思った。
いや、知らんわけないか。

そもそも今回はもう会うことはないんだけれども。


カルロスが勧めてくれたこの場所は、わたしの中でもレティシアの超お勧めスポットになった。
ただ、鳥のフンには注意してね。

カルロス、ありがとう!



わたしたちは噴水かなんかの縁に座って、真っ暗になるまで鳥たちを眺めていた。

ずっと見てても全然飽きなかった。


そしてこの夜、またジョンたちと再会して、ジョンの宗教のお祈りみたいなやつにわたしたちも混ぜてもらった。

冊子が配られて、ジョンの演奏に合わせて歌うのだが、音程も言葉も、めっちゃ難しかった。
多分インドの言葉かな?

そのあと何やらスペイン語と英語で説明をされたけど、その人の英語の発音の問題も相まって本当に何が何やらわからなくて、日常会話以外の英語の難しさを思い知らされた。


本を朗読してるだけの英語は全然頭に入って来ず、無意識のうちに右から左へ受け流していたわたしは、たまにdo you understand?と聞かれたり、あとは日本の宗教のことを訊ねられるのが、本当につらかった…!

この後わたしは予定があったこともあり、ここぞというタイミングで抜けさせてもらいました。ごめんなさい…

英語もスペイン語も日本のことも、もっと勉強しないとな…




実は昨日の夕方、アマゾンから帰ってきてホテルへ向かっているときに、わたしはある人とばったり会っていた。

それは、行きつけのローカルレストランの家の男の子。

この子は英語は"my name is"しか話せないけど、人懐っこくてめちゃめちゃカワイイ。

そのときに、明日の夜レストランに行くね!と言ったのだった。



約束通り、20時くらいにレストランに向かった。

さすがにこの日は色々食べ過ぎて、お腹がへってなかったので、チョリソーだけ頼んだ。

お母さんが、白い丸いやつを、本当は1枚なのに2枚にしてくれた。


前回来たときは、今日レティシアを出る予定だったからその時がラストだと思ってたけど、また再会できて嬉しかった。


男の子とおかあさんと、Google翻訳を駆使しながらの会話。

ボゴタでは、自分の持ち物には気をつけるようにと何度も言われた。


またいつか絶対、この町に戻ってくるね。
と言うと、

いつでもウェルカムよ、と言ってくれた。



割と近いうちに戻ってくるような気がする。



ホテルに戻って、明日のボゴタ行きのチケットを取った。

今度こそ、本当の本当に。




***




当初は1,2泊しかしない予定だったレティシア

WiFiは遅いしホットシャワーもない。

それでもこの町が気に入り、結局12泊もしてしまいました。

本当のことを言うと、まだ離れたくないくらい。


ちなみにエディソンのことは、まあまあな勢いで好きだったけど、ずっと心のどこかでブレーキをかけていたので、辛い思いとかはありません。

楽しかったなーまた会いたいなーくらい。

あと彼のおかげで、わたしのスペイン語力が2,3倍に上がったので、そこも感謝です。


次会うときまでに、もっとスペイン語話せるようになって、多分彼ももっと英語話せるようになってて、もっと深い話ができたら最高だなぁ。




12日間に渡って、ネット上にもほとんど情報のない秘境の地、レティシアでの生活を書いてみましたが、ちゃんと最後まで続けられたことに、自分でも驚いています。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。


これまで、意外と情報系の記事が多かった?わたしですが、こういう何気ない日常を書いているほうが楽しかったです。
滞在中、毎日ブログを書いたのはこの町が初めてでした。

読んでるほうはどうなんかな?
個人的な内容すぎたかな?


でもレティシア編に入ってからPVが2,3倍に上がったので、書き甲斐あったなー。

レティシア終わったからまた元に戻るんかな?(笑)


今後もたまに見に来てもらえたら幸いです!


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それではまた!!

【コロンビア・レティシア11日目】現地人直伝!衝撃のアマゾンの楽しみ方

hola hola !
フクイユウです。


2017年4月9日日曜日、4日前のはなしです。



エディソンたちと楽しい夜を過ごした翌朝、待ち合わせ場所のジョンのレストランへ。

正直眠すぎて行きたくなくなってたけど、日本人のプライドも相まって約束は絶対に破りたくなかった。


8時の集合時間に5分ほど遅れてしまったが、心配はいらなかった。
そのときジョンはまだシャワーを浴びていたし、全員集合したのは40分くらい経ってからだった。

日本人にだけは、目標とする集合時間じゃなくて、実際に集まりだす時間を教えてほしい切実に…


遅れてきた2人は、メデジン出身のゲイのカップルで、なんとわたしと同じホテルだった。
この2人とジョンと、ジョンと一緒に住んでいる人たちと、この日は共に行動するようだ。

これから一体どこへ行くのかよくわからないままに、出発する。


港の方へ向かい、ローカルバスに乗る。
バスの中でひたすら寝るわたしに、隣のジョンは驚いていた。


体感時間で30分くらいのところ(たぶんもっと長い)で、バスを降りた。


今日はアマゾンで1日遊ぶようだ。
現地人も、休日にアマゾンへ行くのか。

ツアーとはまた違う、ジャングルの楽しみ方ができそうな気がして、ワクワクした。


まず向かったのはこのジャングルに住む人たちの家だった。

アサイーを収穫していた。
茎?から実をポロポロ取るのが楽しそうだった。


そのあと、小屋みたいなところに荷物を置く。
カメラは持って行きたかったけど、全部濡れると言われたので諦めて、スマホだけ防水ケースに入れて持ち歩くことにした。

全てのものが濡れてしまうという理由は、このあと判明する。

みんな当たり前のように水着に着替え始めたけど、わたしは水着も替えの服も持ってきてなかったので、どうもできなかった。
着てきた服が濡れてしまうのは、潔く諦めるしかないようだった。
昨日のうちにいろいろと情報を与えといてほしかった…


レンタルした浮き輪を持って、次に向かったのは、トラディショナルなお家。


この中にはかなり怪しげなおじさんがいて、コカや煙草についての話をかれこれ1時間くらい聞いたと思う。
もちろんスペイン語なので全くわからず、新入社員研修を彷彿とさせるような、耐えがたい眠さだった。(耐えれなかった)

コカや煙草も、元は健康のためのモノだったのに、おかしな人が悪用するようになった…という内容だったのではないかと思う。(想像)


説明が終わったら、みんなが順番に、煙草の葉を、鼻にフーっとされていく。

悪いものを綺麗にする効果があるらしいよ、とジョンが教えてくれた。

フィリピンのシキホール島でやってもらった黒魔術並みに胡散臭いと思ったけど、わたしも素直にやってもらった。
めっちゃむせたし、匂いは煙草そのものだったけど、体が良くなるのだからやってもらえて有り難かった。と思わないと…

その次の、コカ(コカインの原料)の粉を飲むやつは、さすがにやめておいた。


最後にみんなでお礼を言って、おじさんと別れる。


ここまでは、言ってしまえば前座みたいなものだ。

ここからが本番。


みんなでアマゾンのジャングルの中を、ひたすら歩く。
トータル1時間くらい歩いたかな。

到着した場所は、川だった。
もちろん、ただ川遊びをするのではない。


なんと、今まで歩いて上流まで上ってきたのを、下りは浮き輪ひとつで川を流れて帰るという…!
これが現地人のワイルドな遊び方。

なんだその発想…面白すぎ。
そりゃ持ち物全部濡れるよな。


川はグネグネ曲がっているので、下って帰るといってもその道のりはかなり長くて、トータル2時間くらい漂流してたと思う。

あまりにもゆっくりなので、途中川から上がって、歩いてショートカットっていうのが2回くらいあった。

まさかジャングルの中を裸足で歩いたり、浮き輪を移動手段にする日が来るとは思わなかった。
もはや新鮮とかいう次元じゃない。
タイムマシンで原始時代にまで遡ったかのような体験だった。


途中、川が2つに分かれているところが何か所かあったり、大きな木が対岸まで倒れててそれをくぐらないといけなかったり、なかなかハードな道のりで、めっちゃ面白かった。

ちなみに、川から陸へ上がるときは、こんな感じでみんな繋がって、先へ流れてしまわないようにする。


泳げないわたしが何の心配もなく、心から楽しめたのは、ジョンのおかげだった。

川を下り続けた2時間くらいの間、ジョンがわたしの浮き輪を離したことは一瞬たりともなかった。

頼もしいし、優しいし、なんて良いやつ… 
エディソンより、彼を好きになった方が、絶対幸せだったのになー。


最終的にわたしたちは、初めに荷物を置いた小屋の目の前まで流れついた。


ご飯を作ってくれて、みんなで食べた。
わたし以外は、全員ベジタリアン

肉や魚を使わないのに、なんでこんなに美味しいのか毎回不思議。



想像していたよりずっと楽しい1日だった。

すごい体験したなー。



明日ボゴタへ移動する予定だったのを、一寸の迷いもなく明後日に延期した。


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【コロンビア・レティシア10日目】4度目の正直。やっと悔いなくこの町を離れられる。

2017年4月8日土曜日、3日前のはなし。


yuf112.hatenablog.com

昨夜、革新的アイデアが思い浮かんだわたしは、この町を月曜日に出ることに決めた。

金曜日の昨日がヨガへ行く最後のチャンスだったのに、逃してしまったな。



朝起きて、パンを買いに、外へ出た。

いつものパン屋さんをスルーして、この前、日系ブラジル人に連れていってもらった高級な方のパン屋さんへ行く。

CAFE SESAN



カルネ(肉)とポリョ(チキン)のパンをひとつずつ。


安定のクオリティ。
おそらくここがレティシア一美味しいパン屋さんだ。

値段はコーヒーと合わせて9000ペソ(約350円)くらいだったと思う。いつものパン屋の2倍だ。

お店の人が、わたしのことを覚えていてくれたのが、嬉しかった。



パン屋さんからの帰り道、たまたまジョンと会った。

ベジタリアンレストランのシェフ兼ヨガの講師を務める、1つ歳下のロールキャベツ系男子。

一応確認してみたら、なんと土曜日の今日もヨガ教室をやるとのこと。


少し頭にエディソンがよぎったけど、ヨガも行きたかったし、好きな人(?)のために自分のやりたいことを犠牲にしても何も良いことはないということを、わたしはこれまでの24年間で痛いほど学んできた。


今夜、絶対行く!

ジョンに伝えた。

そしてこの日ジョンに偶然会ったことが後々、またわたしの世界を広げることになった。



夕方。
港へ行き、夕陽を拝んで、いつものレストランへ行く。もうわたしの日課と化している。

レストランのお母さんに、月曜日に発つことを伝えたら、サービスでおかずを増やしてくれた。嬉しい!


いつもここで食べていると、わたしのテーブルにお母さんやここの8歳の男の子が来て、色々話しかけてくれる。

言葉はほぼ通じないけど、なんか楽しい時間。

わたしたちは、ヨガの始まるギリギリの時間まで話していた。


最後のお別れをして、ヨガへ向かう。


この日は、あと2人来る予定がまだ来ておらず、30分くらい雑談して待ってたけど結局来ず、またマンツーマンでレッスンを受けることができた。

にしても、連絡なしにキャンセルするのは南米人の文化なのか…


ヨガが終わったあとジョンが、明日は休みだしちょっとブラブラしよう!と誘ってくれた。

Acai Amazonas

ここは量り売りのアイスクリーム屋さんで、好きなアイスやトッピングを好きなだけ盛れる。


アサイーのアイスだけは専用の機械から出てくる。


このアサイーグラノーラの組み合わせが、最高だった。


このあとは公園をブラブラ。

明日友達と〇〇へ行くけど来る?と誘われた。
(〇〇の部分はあえて今は言わないとかでは全くなく、単純に聞き取れなかった。)

なんかよく分からないけど、朝8時集合で、綺麗な景色が見られるとのことだったので、行ってみることにした。


このときでなんだかんだ夜10時ぐらい。

エディソン土日の夜フリー説を信じて、移動を月曜に決めたわたしは、内心メッセージを確認したくて仕方がなかった。


ジョンはすごく甘え上手で、気が付けばわたしの膝で寝てたし、南米人にとっては挨拶がわりのハグも、いつも異様に長かった。

うーん、見習いたい。

もしこれがエディソンなら、トキメキすぎてキュン死んだのちにレティシアでの永住を決め込んでたかもしれないので、ジョンで良かった。


ホテルの前まで送ってもらって、それでも「まだ早いよ」と帰りたがらないジョンを半ば強引に帰す。
相変わらずハグは長いけど、それは嫌いじゃない。
唇のキスだけは、華麗にかわせたと思う。
南米人はまあまあ軽い気持ちでキスを仕掛けて来るので、自分の意思を強く持つことが大切。

ジョンにはちょっと悪いけど、一刻も早くメッセージを確認したかった。


ホテルに戻ると、やっぱりエディソンから連絡が来ていた。


スペイン語で来てたのでひとつひとつ訳していく。

どうやら、今どこかのBarに友達といるらしい。
酔っ払ったらスペイン語になるのかもしれない。


わたしも来るか訊かれたけど、場所がわからない、と答えた。

前回のことも、前々回のことも、前々前回のこともあるので、この程度ではもう期待しない。


すぐに返事が来た。

「迎えに行くから外で待ってて」



うーん…これは本当に来ると思っていいのか…???

ま、来るとしても1時間後くらいだろうな。


一旦、返事はせずにロビーから自分の部屋へ戻った。

確かに会いたいけど、期待して裏切られるのに疲れてしまってたわたしは、どうしたら良いのか分からず、一旦落ち着きたかった。



すると、


ゴンゴンゴンゴンゴン

"Yuーーーーー?"



誰かが部屋に来た…!

絶対エディソンやん!

いや、ここまで来ていいの!?(深夜0時)

ホテルの人、部屋番教えちゃうの!?
セキュリティ緩!!!



てか…



今回は来るんかい!!!



しかも急に来たくせして、めっちゃ急かしてくる。


外にトゥクトゥクを待たせているそう。
わたしも急いでリュックを持って部屋を出る。




あーーーーー、やっと会えた。

少しだけ自己中な、いつものエディソンだ。


ちょっと酔っ払ってるけど、相変わらずカッコいい。




Barはすぐ近くで、そこには彼の友人2人がいた。

エディソン激推しのClub Colombiaのビールを頼んで、乾杯。


ビールの写真を撮ろうとしたら、

動画録って!!とエディソンが言い出した。
日本の友達に見せてあげて!とのこと。



1人ずつカメラに向かってメッセージをくれたけど、スペイン語なのでまー何言ってるのかわからない。

ある程度英語を話せる彼らが、こういうときにスペイン語で言っちゃうところがまた愛しい。

多分、コロンビアに来てね!的なことだと思う。



そのまま、写真を撮るのは忘れてしまったけど、ひたすらにエディソンが可愛いだけの動画が、わたしのスマホに残った。


わたしの右側に座っていたベコは、煙草を吸うときにしれっと離れたところで吸ってくれて、全然エディソンより良い奴やん!!と感動した。

まあ後の2人が目の前で吸ってたのであんまり意味はなかったけど、彼だけは毎回席を立っていたことをわたしはちゃんと知っていた。


あと名前忘れちゃったけど、わたしの左側に座っていたスコットランド出身の彼は、英語もスペイン語もペラペラで、彼もまた世界一周中で、急に来たわたしにも沢山話しかけてくれた。


エディソンはわたしの向かいに座ってて一番遠いのに、スペイン語のわからないわたしにも分かるよう、拙い英語でちゃんと説明してくれた。

途中からBarのお兄さんも入ってきて、みんなめちゃくちゃ良い人で、人見知りのわたしも疎外感を感じることなく、想像してた4倍は楽しい時間を過ごせた。



なんか慌ただしかったけど、最後にまたエディソンと会えて良かった。


寂しさはあるけど、これできっと、悔いなくレティシアを去ることができる。



楽しくて幸せで、あまり寝ないままに翌朝、ジョンたちとの待ち合わせ場所に向かった。


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【コロンビア・レティシア9日目】逆転満塁ホームラン!と見せかけての、ストライクバッターアウト。

2017年4月7日金曜日、3日前のはなし。



ついに、レティシアを発つことに決めた。

ボゴタ行のフライトは、スカイスキャナーでは最安値で12197円。
前見たときは6000円代であったけど、急遽明日のフライトなので、まあこんなもんか。

一応、町のツアー会社にも値段を聞きに行ってみた。この前アマゾンツアーを予約した、唯一英語の通じるお店。

初めは、305900ペソ(約11600円)で、ディスカウントもできないと言われた。

これならネットで取るのと変わらないので、検討してみます、と店を出ようとしたら、もうひとつの航空会社も見てみるから待って!と、カチャカチャやり始めた。

最初っから最安を探してよ…

結局、274000ペソ(約10600円)と提示された。
一泊分ほど安くなった。

どちらにしろお金をおろさないと、もう財布には500円くらいしか入ってなかったので(これだけで1日過ごせる)、一旦店を出た。


そして昨日、出る日決まったら教えて!と言ってくれた「優しい悪人」の彼に連絡をした。

「明日のお昼、レティシア出てボゴタに行こうと思う〜!」

そしたら彼も明日レティシアを出るらしく、わたしのチケットまで一緒に探してくれた。
「230000ペソ(約8900円)であるよ!」

まじでか!
わたしも一応、航空会社のスペイン語のページとかでも確認してみたんやけどな…さすが…



ただこのあと、彼からの連絡が途絶え、詳細不明に…


どうしよう。

もう旅行会社で取るかなー。





…そんなとき、



来ました。


ついに。



エディソンからのメッセージーーーー!


3日ぶり3度目!!!


内容は、至って普通。

Hi Yu!
今プエルトナリーニョにいるよ!
多分午後に帰ると思う!
13人と一緒だよ!


毎回、何人でおるんか教えてくれるけど、その情報いらん!
そしてこの前連絡なしに約束破ったことについては謝るどころか全く触れていない。


いいねん、それでも。


連絡が来た時間が既に午後やったから、いつ帰ってくるのかもよくわからなかったけど、いいねん、何でも!


やっと返信が来たことが、嬉しかった。



帰ってきたら教えて!と打って、
「もし会えるなら」と付け足した。

エディソンがわたしと会いたいのかどうか、一連の出来事もあり、自信がなかったから。


本当は今夜はまたヨガ教室に行こうかと思っていたけれど、彼に会える可能性もあるのでやめておいた。



3時間後、連絡がきた。


彼から、こんなにすぐ連絡が来るなんて…

下がりすぎてたハードルを、彼は易々と乗り越えてきた。


やっと会えるのか…?

と思ったけど、よく読むと、与えられた時間はたったの1時間だった。

1時間後に、英語の授業があるらしい。


仕事(?)をしたあとに、授業があるのか…
わたしはエディソンのことを本当に何も知らなかった。

だからエディソンはこんなに英語が話せるんだ…
実は努力家なのか…



「1時間で良ければ、ホテルまで行くよ。」
(ホテルのロビーまでは誰でも入って良いことは確認済み)

わたしが、この町を出る前に最後に会いたいとか、その他諸々、面倒なことを色々言ったから、会う時間を作ってくれたのかもしれない。

たった1時間のフリータイムだ。わたしならゆっくり休みたい。


でも、これが最後のチャンスかもしれないから、

「エディソンが良いなら、会いたい!」
素直に伝えた。


「OK、今から行くね。また15分後!」

「うん、ありがとう!」



こんな展開があっていいのかな???

本当に、もう会えないと思ってた。

これできっと、納得のいく形でこの町を離れられる。


あーーーーーーーーー(控えめに言っても)最っ高。



それから、ずっとソワソワしてた。

ずっと。


ずっと。


待ちきれずホテルの外を見ると、何かの儀式が始まった。

その儀式を眺めながらも、終始落ち着かない。






結局、来なかったけどな!!!
(3日ぶり3度目)




こんなことある????

15分の間に何があった???

確かに、前回のすっぽかしでエディソンの信用はほぼゼロになっていた。

でも!!今回は!!来るもんだと思ってたよ!!!

これは全米が騙されるやつでしょ。



もはやショックとかじゃないよね。


やっぱり来ーへんのかーーい!ってノリだよね。




わたしのところに来たら、英語の授業に間に合いそうになかったのかな?

彼はそういうとこは真面目なのかもしれない。

あんなにスラスラ話せてるんだ。授業をかなり大切にしているに違いない。真剣に授業を受けてないと、ああは、なれない。



15分のところを1時間待ってから、

「大丈夫?英語の授業受けてるのかな?
メッセージ待ってるね。」

とだけ送った。

授業って、何時間あるんかな。

何時になってもいいから、会えたら良いのにな。



もう来ないと想定していたメッセージは、約束の時間の4時間後(夜11時半頃)に、ちゃんと来た。


"Hi Yu"


のみ…!!!


いや何か続けてよ!

何でも良いから言い訳しろよ!


Hi じゃねーよ!!!


どういう神経をしてるのか、現代医学で徹底的に解き明かしてほしい切実に。


さすがにもう諦めた。
彼に期待するのはやめよう。


こんなことならヨガへ行っておけば良かったかな。
確か、土日はヨガ教室は休みだった。

あーついでに明日の航空券も、取り逃がしたなぁ。




わたしは、約4時間、部屋にはWiFiが届かないのでホテルのロビーで待っていた。

かと言ってWiFiも速いわけではないし、特にやることもないので、ブログを書いたり手帳を見て今後のことを考えたり。


そしたら、すごいことに気がついた。

革新的アイデアが舞い降りた、とでも言えよう。


前回、エディソンが夜ごはんに誘ってくれたのは、土曜日。(結局来てくれなかったけど。)
そして夕方たまたま会ったのは、日曜日だった。

そして今日は金曜日…



もしかしてだけど〜

もしかしてだけど〜


明日と明後日の夜はフリーなんじゃないの!?!?


(ポジティブ!)


決めた。

レティシアを出るのは月曜日にしよう。

今週末会えなかったら、きっぱりすっぱり諦める。


直接お別れを言いたかったけど、仕方ない……!(既に諦め気味)



正直なところ、多分会えないと思う。

でも、わたしなりに最善を尽くしたと思うので、既に満足している。


残りの2日も、全力を出しきろーう!



***

最後に嬉しいご報告。

気付けば記事の後ろにいつもいてくれた、これ。

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たまに押して、応援してくれている方がいらっしゃったのでしょう。

ランキング1位になってましたー!
今はどうなってるかわからんけど…!
わたしが見たとき(数日前)は確かに1位でした!

ここ最近、まあまあ赤裸々に書いていた甲斐があった。
1回1位になってみたいと思っていたので嬉しかったです。

本当にありがとうございます。

そして、これからもよろしくおねがいします!!!



それでは!!!!!!
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【コロンビア・レティシア8日目】この町にいたらきっと、頭がおかしくなる。


2017年4月6日、きのうのはなし。



ここ数日は夜、日が変わるまでには寝ていたのに、なぜかこの日はなかなか眠れなかった。

パソコンを開いて、他の旅人たちからもらった動画データの中から、あいのりを選ぶ。

懐かしい。中学生の頃にハマってた。
(当時、ただっちが好きだった。)


番組内で出てきた、「親指の恋愛」というワード。
携帯メールのやり取りだけで手軽にできるようになった恋愛のことだ。

ただ、あいのりでは、ラブワゴンに乗る前に携帯を没収されてしまう。

これまでメールで数々の女の子を落としてきたリョウは、直接話して口説くというのが上手くできず、苦戦していた。



自分はどうだったっけ?

思い返せばわたしも、今までの彼氏とは、付き合う前には必ずメールやLINEをしたし、それがなかったら付き合うことになってなかったかも、という恋もあった。


今までわたしがしてきた恋愛は、「親指の恋愛」に近いものだったのかもしれない。


今、アマゾンのジャングルからほど近い田舎町にいるわたしは、「親指の恋愛」を取り上げられてしまっている。


この町に住むエディソンがわたしからのメッセージを見るのは、1日に1,2回、スマホをネットに繋いだときだけ。

まともなやり取りなんてできないし、会う約束もうまくできない。


そもそもエディソンは、わたしに会う気などないのだとも思う。

「オンライン中」なのに返事が来ないのは、そういうことなんだろう。




彼に会ってからというもの、わたしは暇さえあれば彼のことを考えていた。
(そしてわたしは大抵暇だった。)

初めはゲイだと思ってたし、その後もカッコいいけど好きになることはない、と思っていた。
言葉もあまり通じないし、連絡も取れないし、約束は破るし。
真剣に好きになることなんてできない。


今はどうかな。

一緒にいたときは楽しかったと思うし、返事がなくて寂しいし、もっと色んなこと知りたいと思うし、彼に会いたい以外の感情が、ここ最近で湧いた記憶がない。(痛いやつですみません。)

町を歩いてても、彼の姿を探してしまう。

小さい町だから、またすぐ会えると思ってたのにな。


いつの間にか、エディソンの存在は、前より大きくなっていた。

冷静に考えたら、頭の中で彼のことを美化してしまっているだけなのかもしれない。


一緒に夕陽を見たあの夜、彼が自分の唇をチョンチョンと指差し、"kiss me"と言ったときの映像は、少なくとも1384269072回は脳内再生されている。




この町にいたら、頭がおかしくなりそう。


ついにわたしは、レティシアを出る決断をした。



大好きになったこの町を、こんな気持ちで去るのは少し悲しいけど、今はここにいても辛いだけだ。




今日もひとりで夕陽を見に、港まで行った。
帰り道、優しい極悪ブラジル人の彼に会った。
(彼とはなぜかよく会う。)

手を怪我していた。
昨夜、彼を巡って喧嘩しだした女たちを止めたら、切れてしまったらしい。
相変わらず、映画の世界を生きる男だな…


そしてもうここで彼女ができたのか。
モテてモテて仕方がないらしいが、ちゃんと断ってると言っていたので、ただのチャラ男ではないみたいだ。

そんな彼とくだらない話をしていたら、少し楽になった。

どこかの業界ではすごい立場にある彼も、わたしにとってはごく普通の友達だ。

(彼の手をガラスで切ってしまった女の人は、そのことが彼の仲間に知れたらきっと殺されてしまうらしい…!)


ボゴタ行きが決まったら連絡して、と彼は言った。
信用できるドライバーと共に、空港まで送ってくれるそうだ。

最後まで優しい人だな。



夜ごはんは、最近よく通っているローカルなお店で食べた。Hotel Divino Ninoを出てすぐの交差点を右に曲がったところ。

お店の前で焼いてるチョリソー(4000ペソ)が好きで通っていたけれど、具沢山スープとご飯が6000ペソ(約230円)で食べられることが判明したのだ。

ライスの横のおかずは毎日変わるみたいだが、今日はまさかの、ぺっちゃんこにされたバナナだった。

わたしは南米でよくある、バナナを芋みたいに調理してしまう文化が苦手だ。

でもこれは唯一美味しかった。
甘すぎず、酸っぱくもなくて、本当に芋みたいだった。

ライスもただの白ご飯ではなくて、ガーリックライス的な味がついてて美味しい。

スープはお肉や野菜が沢山入ってて、やはり美味しいし、お腹いっぱいになる。

オススメのレストランだ。



色々と思い疲れたわたしは、9時頃には部屋の電気を消した。




明日の朝、ボゴタ行きのフライトを取ることにした。


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【コロンビア・レティシア7日目】どうでもいいおじさんの話と、人生初のヨガ。



桜を見ない年なんて、初めてだ。

そもそもこんなに長く日本を離れること自体が初めてなので、他にも初めてのことは沢山あった。
海外でクリスマスを過ごすのも、年を越すのもそうだった。


でも、桜を見られないなんて。


日本にいたときは、年一度のお花見に全人生をかけて生きていた、わけでは全くなかったが、毎年当たり前に目にしていたものを見られないとなると、なんとも寂しいような、切ないような、そんな気持ちになった。

でも、それを嘆いても仕方がない。


今年は、インスタグラムを開いて、ひとりでお花見をすることにした。


だから日本の皆、桜が綺麗な場所では是非一度足を止めて、その美しさに浸って、沢山素敵な写真を撮って、いっぱいインスタにあげてね。

(LINEで直接自慢してきた人も既にいるけど、大歓迎。)



わたしにお花見をさせてください。



***



2017年4月5日、おとといのはなし。



もうすっかりこの町に長居している。

来る前は、ブラジルのスタンプをGETしてボゴタへ飛ぶ、その経由地としか考えていなかった。
1,2泊のつもりが、もう今夜で7泊。

それほど、レティシアはわたしにとって、魅力的な町だった。



かといって特にやることがあるわけでもなく、言ってしまえばダラダラと過ごしている。

夜は10時半くらいに寝て、朝は5時や6時に目が覚め、7時頃に体を起こす。
まるでわたしじゃないみたいに、健康的な生活だ。



朝食を食べに、ホテルを出る。

先に少し買い物をしたあと、ホテルから2番目に近いパン屋さんへ。


いつものパンと、今日はカフェオレも頼んでみる。


お持ち帰り仕様にされてしまった。

なんだか少し申し訳ないけれど、席について食べる。



コーヒー 2000ペソ(約80円) パン 1000ペソ(約40円)


ふと、隣のテーブルに座っていたおじさんが話しかけてきた。

相変わらずレティシアの人(特におじさん)は、スペイン語がわからないわたしに、構わず喋り続けてくる。


わかるところだけ答えたり、適当に相槌を打ったりして、やり過ごす。

電話番号を訊かれて、日本しか使えないって言ってるのに「それでも良いから」と言うので、つい教えてしまったけど、よく考えたら電話番号って安易に教えるものではないよな。
せめてFBとかにしておけば良かった。次からは、電話は使えない!で押し通そう。


そのおじさんは、結婚相手はいるかとか、恋人はいるかとか、聞いてきた。
おじさんもシングルだそう。
奥さんも子供もいるもんだと思っていたが、なんと彼はまだ35歳だった。
もしかして、ナンパだったのか…


最後に、写真を撮っていいかと訊かれ、いいよ、と返すと、わたし一人の写真を撮っていた。

そしてなぜか、俺の写真も撮ってくれ、と言われ、わたしのスマホに微塵も興味のないおじさんの写真が残ってしまった。
ご迷惑を承知の上、ここで消費しておく。


お昼は、前に一度行った、この町唯一のベジタリアンのお店へ。

Govindas Restaurante

ベジタリアンフードは独創的な料理が多くて、いつも食べたことのないものを出してくれる。
今回もそうだった。



デザート付。 10000ペソ(約400円)


中でも一番新鮮だったのは、パイナップルの天ぷらだった。
料理のクセがすごい!美味しかったけど。

今回は、フルーツより野菜が多かったので、フルーツ嫌いのわたしとしては嬉しかった。
(パイナップルはこの旅で食べられるようになった。)


このレストランは、夜はヨガ教室をしている。

tryしてみたい!とシェフのジョンに言ってみると、19時に来るように言われた。



その夜、19時ちょうどに着いた。

講師は、ジョンだった。料理もできて、ヨガもできるのか。
本当は、今日もうひとり生徒が来る予定だったが、来ていないらしい。


わたしの人生初のヨガは、マンツーマンでやってもらえることになった。ラッキー。


どれくらいの時間やっていたかは忘れてしまったが、初心者のわたしに合わせて、難しすぎず、適度な辛さのものをやってくれて、久々に運動した気分になれた。


ジョンは、今まで見た初心者の中で、わたしが一番できていたと言ってくれた。


これがもしお世辞ではなく本当なら、勝因は、今日やったメニューの中に、わたしが得意なポーズ(?)が入っていたことかもしれない。

上を向いて寝て、腰から下を上にあげて、手で腰を支えるポーズ。
ヨガをしたのは初めてだったけど、そのポーズはなぜか子供のころによくやっていたやつだった。

すごく楽しかった。
料金は、20000ペソ(約760円)だった。


平日は毎晩やっているそうなので、明日も行こうかな。



ちなみにエディソンからは未だに連絡がないので、もう会うことはないかもしれない。

来ていないと思っていても、何度も何度も、メッセージを確認してしまう。

なんでこんなに彼のことが気になるのかな。



最近毎日天気も悪いし、明日になっても返事が来なかったら、そろそろこの町を出る準備をしよう。



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【コロンビア・レティシア6日目】すごく優しい犯罪者と知り合いになった。

2017年4月4日、きのうのはなし。
(こちらではまだギリギリ5日なのです。)


朝起きてスマホを見たら、メッセージが10通。


いや読まれへん!

ひとつひとつ翻訳して、大体理解。

昨日来なかったのは、ボートに問題が生じて帰ってくるのが19時になってしまったから。とのこと。


うーん、まあそれなら仕方ない。

やっぱり連絡取れないって不便すぎる。



今日は、昨日会った日本語ペラペラのブラジル人と、ピンクイルカを見に行く日。

ネカフェで待ち合わせる。

彼はちゃんと来てくれた。
さすが日本の血が混ざってるだけある。


朝ごはんに、彼が毎日通ってるというパン屋さんに連れてってくれた。

わたしがいつも行ってるとこより、清潔感があって、置いてあるパンもクオリティが高く、値段も少し高そうだった。

レティシアでツナパンが食べられるなんて…


美味しいパンを食べながら色々話した。

話をする中でどんどん明らかになる彼の正体。

なんと言うか、完全なる、悪人…


内容が結構酷くて、ここには書けない。
とりあえず、日本で2回逮捕された経験あり。

平然と自分の悪事について話してくれる。


店や相手はちゃんと選んでやっていること。
実行するのは下っ端で、彼はボスとの仲介役であること。
そして今回レティシアに来たのもそっち系の仕事の一環であること。


うん、だからだ。間違いない。

だから昨日、150000ペソを軽々と払うと言いだしたんだ。

150000ペソは日本円で6000円くらいなので、払えないほど高額とかではないけれど、こっちに住んでる人からするとまあまあの金額だし、こっちの物価にすっかり慣れてしまったわたしも、いくらピンクイルカのためとはいえ躊躇ってしまう。

彼は既にピンクイルカを2回見に行っているにも関わらず、3回目を払ってくれようとしている。

いや有難いけど…

とにかく彼はその悪事によって、相当稼いでいるらしい。

1泊1000円、1食400円もかからないこの町で、3日くらいで10万円ほど遣ったらしい…


わたしなんて6日もいてまだ2万円も遣ってない。


ヤバい人と知り合いになってしまったなーと思ったけど、彼は言った。

俺は人殺しとか物を盗んだりとかはしない。
悪いことからはもう足を洗った。
怒りもしないし、暴力もしない。
君が怖がる必要は全くない。
なんか困ったことがあったら言って。


わたしから見たら全然足洗えてないけど、彼の物差しでは、今の仕事はそこまで悪いことではないらしい。

まあ話を聞いた限りでは、確かに過去に比べたらやってることはマシになってるかもしれないし、わたしに対して何か仕掛けてきそうな気配は全くない。

むしろめちゃめちゃ優しい。

深入りは禁物だけど、一緒に行動しても、わたしに悪いことは絶対起きない。気がする。


彼には遠慮なく奢ってもらうことにした。


そんな、めちゃくちゃヤバめの彼だが、クロワッサンの外側だけが好きらしく、中身だけ残していたのがかわいくて、そのギャップには笑ってしまった。


結局ツナパンに加え、ボートで食べる用のミートパイ的なパンも買ってくれて、そのあとお店でわたしの分の水まで買ってくれてた。至れり尽くせりだ。


ボート乗り場で、ドライバーとの交渉が始まった。
彼がスペイン語でやり取りしてくれて、最後にお金を払ってくれたのも彼なので、結局いくら支払ったのかはわからない。

スペイン語と日本語がペラペラだなんて、今まで出会った誰よりも頼もしいかもしれない。



ボートに乗り込んで、いざ、ピンクイルカ探しの旅へ。

数十分程進んだところでボートは止まった。
このあたりにイルカがいたらしい。

現地の人は、何でも見つけるのがうまいなぁ。


静かに見ていると、1匹のイルカが跳ねた。

その後も、続々と跳ねるイルカたち。
いっぱいいた。

ただ、色はグレーだった。


結局このあとはずっと土砂降りで、ピンクのイルカは見れず終いだった。

残念だけど、天気には逆らえない。

明日晴れたらまた行くかもしれない。



帰り道にアマゾン川沿いに見かけた、レストラン。

それを見て、彼は話してくれた。

この前このレストランで腹立ったよ!
暑かったからTシャツ脱ごうとしたら、ダメって言われたんだ!
他にお客さんがいるならわかるよ?
でも俺たちだけだったんだよ!
めっちゃ暑かったよ!
腹立ったから今度行くときは、絶対、始めから服着ずに行ってやるんだ!



いや言ってること子供やん!

彼は、1人で遣い切れないお金と権力を持ってしまった、ただの子供のようだった。

若干語尾が片言なのが、またかわいい。


港に戻って、わたしたちは解散した。



彼の仕事の話が、全部ウソならいいのに。
少なくとも今日の彼は、とても良い人だったから。
(奢ってもらったからではなく本当に!)

せめて、今日の雨のせいで彼の風邪がひどくなりませんように。


今朝会ったときに、昨日ちゃんと風邪薬買ったよ!と得意げに言うから、今日飲んできたの?と聞くと、なぜかまだ飲んでなくてホテルに置いてきてたのを思い出したら、未だに笑える。

彼の発言は、全部わたしのツボだ。



わたしは港に残って、空とアマゾン川を眺めていたけれど、夕方になっても雲は晴れず、今日は夕陽は見られなかった。

帰り道、30分だけ、ネカフェに寄った。


エディソンから連絡が来ていた。
今度はちゃんと英語だった。


今、道を歩いてる。
5人と一緒に。
今日は仕事が早く終わったから。
ハイキング。
Yuは元気?


こんな感じだったので、多分仕事が早く終わって友達とハイキングに行ってたのかな?

メッセージになると、めちゃくちゃ片言になるな…

わたしの解読が正しければ、
あと10分くらいでシティに帰るから、わたしのホテルまで来てくれるとのこと。


やっと会える!

ウキウキでホテルに戻ったけど、

またもや彼は来なかった。


今度は何があったんだろうね。

そろそろ、彼への信用を保つのが難しくなってきた。


全ては、常にお互いがLINEでもし合える環境ならば、解決するのに。

ここが日本だったらなー。


彼は現地人なのにネットを使えない。
町にはネカフェがたくさんあって、現地人も多く利用しているので、この町ではそれが普通なんだろう。

sim買えよ!って思ってしまうけど。


わたしは便利な世の中で生きてきたな。

すれ違ってばっかで悲しいけど、こういう経験を現代にまたできるというのは、すごく貴重なことなのかもしれない。

今の小学生は、一生こんな思いすることないのかもね。



ここまできたら最後にもう一度、彼に会っておかないと、このままこの町を離れることなんてできない。



渡米前にエクアドルに寄るのを、やめた日だった。


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